結婚式の二次会費用を抑える方法!会場選びと持ち込みで賢く楽しむ裏技
結婚式の二次会は、ゲストとアットホームに楽しみたい、披露宴とは違った演出を取り入れたいというカップルに人気のイベントです。
しかし、会場費や飲食費、装飾費など、意外と費用がかさむのも事実。
「せっかくの二次会だから思いっきり楽しみたいけど、費用もできるだけ抑えたい…」そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚式の二次会費用を賢く抑えるための会場選びのコツから、持ち込みを有効活用する裏技まで、具体的な方法を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたらしい素敵な二次会を、予算内で実現するためのヒントが見つかるはずです。
賢い会場選びで二次会費用を大幅カット!
結婚式の二次会費用を左右する最も大きな要因の一つが、会場選びです。
会場のタイプや立地、プラン内容によって、費用は大きく変動します。
ここでは、費用を抑えつつも、ゲストに喜んでもらえる会場選びのポイントをご紹介します。
移動負担を減らし、会場費を抑える
結婚式の二次会会場を選ぶ際に、まず検討したいのが、披露宴会場からの移動時間や交通の便です。
披露宴会場から二次会会場への移動に時間がかかったり、交通費が高くついたりすると、ゲストの負担が増えるだけでなく、移動時間のために二次会のスタートが遅れてしまうこともあります。
披露宴会場の近く、あるいは同じ建物内にある会場を選ぶことで、移動にかかる時間や費用を節約できるだけでなく、ゲストの満足度も高めることができます。
例えば、披露宴会場に併設されているバンケットルームや、徒歩圏内にあるレストラン、ホテルなどが有力な候補となるでしょう。
また、披露宴会場から直接移動できる会場は、移動の手間が省けるため、ゲストに喜ばれるだけでなく、移動のための追加装飾や送迎バスの手配といったコストも削減できます。
さらに、会場によっては、披露宴の余韻そのままに二次会へ移行できるため、一体感のあるパーティーを演出しやすいというメリットもあります。
私自身の経験ですが、友人の結婚式で、披露宴会場の最上階にあったバーラウンジが二次会会場になっていたことがありました。
移動はエレベーターで数秒。
ドリンクも披露宴で飲んでいたものと同じようなクオリティで、何より「披露宴の感動からすぐに切り替わらず、そのままリラックスして楽しめる」という感覚がとても心地よかったです。
このような立地条件は、ゲストの満足度を大きく左右し、結果的に会場選びの成功につながることを実感しました。
「持ち込みOK」な会場のメリットを最大限に活用する
二次会費用を抑える上で、「持ち込み」を許可している会場を選ぶことは非常に重要です。
多くの会場では、飲食物や装飾品、引き出物などの持ち込みに対して、持ち込み料を設定していますが、会場によっては、持ち込み料が無料であったり、比較的安価であったりします。
例えば、フリースペースやレンタルスペース、あるいは料理やドリンクの持ち込みが可能なレストランなどを探してみましょう。
これらの会場では、自分たちで用意した装飾品で会場を飾り付けたり、オリジナルの引き出物を選んだりすることで、会場に依頼するよりも大幅にコストを抑えることができます。
特に、ウェディングケーキや引き菓子、引き出物などは、持ち込み料がかかる場合でも、自分で手配した方が安くなるケースが多いです。
例えば、パティスリーでオリジナルのデザインのウェディングケーキを注文したり、こだわりの引き菓子をセレクトしたりすることで、既製品にはない特別感を演出しつつ、費用も節約できます。
私が以前担当したカップルは、結婚式のテーマカラーに合わせた手作りのウェルカムボードや、ゲスト一人ひとりにメッセージを添えたプチギフトを用意しました。
会場に装飾を依頼すると高額になりがちですが、自分たちで愛情を込めて作ったアイテムは、ゲストにも喜ばれ、何より二人のオリジナリティが光る素敵な二次会となりました。
持ち込み可能な会場を選ぶことで、こうした「二人らしさ」を最大限に表現できることも、費用を抑えるだけでなく、二次会をより特別なものにするための大きなメリットと言えるでしょう。
持ち込みアイテムで二次会を賢く彩る裏技
会場選びと並行して、持ち込みアイテムを上手に活用することで、二次会費用をさらに抑え、オリジナリティあふれる演出を加えることができます。
ここでは、持ち込みのメリットを最大限に引き出すための具体的な裏技をご紹介します。
飲食物の持ち込みで、コストとオリジナリティを両立させる
二次会の費用の中で、飲食費は大きな割合を占めます。
しかし、飲食物の持ち込みを許可している会場を選び、工夫次第で費用を大幅に抑えることが可能です。
例えば、ドリンクは、持ち込み料がかかる場合でも、スーパーや酒屋さんでまとめ買いする方が、会場にドリンクをオーダーするよりも安くなることがあります。
特に、ビールやソフトドリンクなどは、大量に消費されるため、この差は大きいです。
また、ウェディングケーキやデザートビュッフェなども、外部のパティスリーやケータリングサービスを利用することで、会場に依頼するよりもリーズナブルに、かつオリジナリティあふれるものを用意できます。
例えば、新婦の好きなキャラクターをモチーフにしたケーキや、二人の思い出の味を再現したデザートなど、ゲストの記憶に残る一品となるでしょう。
私が過去に担当したカップルは、地元の人気スイーツ店と提携し、二次会のデザートビュッフェを特別メニューで用意しました。
会場のコース料理とは別に、地元の特産品を使ったスイーツを複数種類用意したところ、ゲストからも大変好評で、「こんなに美味しいデザートが食べられるなんて!」と喜ばれました。
費用も、会場のデザートオプションを付けるよりも抑えられ、地域色も出せたため、一石二鳥でした。
さらに、「フィンガーフード」などを持ち込むのもおすすめです。
これは、立食形式の二次会で、ゲストが片手で気軽に食べられる一口サイズのお料理のこと。
サンドイッチやミニピザ、唐揚げなど、手軽に用意できるものを持ち込むことで、食事の満足度を高めつつ、費用を抑えることができます。
最近では、おしゃれなフィンガーフードを専門に扱うケータリングサービスもあり、見た目も華やかで、味も保証されているため、忙しいカップルには特におすすめです。
装飾品や演出アイテムの持ち込みで、自分たちらしさを表現
二次会の会場を彩る装飾品や、ゲストを楽しませる演出アイテムも、持ち込みを検討することで費用を抑えられます。
ウェルカムボード、ウェルカムスペースの装飾、フォトブースの小道具、BGM、映像演出など、手作りのアイテムや、レンタル、中古品などを賢く活用しましょう。
例えば、ウェルカムボードは、友人や家族に協力してもらって手作りすれば、世界に一つだけのオリジナルボードが完成します。
また、バルーンやガーランドなどの装飾品は、100円ショップや雑貨店でも手軽に購入でき、会場の雰囲気を一気に華やかにすることができます。
演出アイテムとしては、「チェキ」や「インスタントカメラ」を用意して、ゲストに自由に写真を撮ってもらうのも人気です。
撮った写真は、そのままゲストにプレゼントしたり、会場に飾ったりと、様々な活用ができます。
また、BGMも、自分たちの思い出の曲や、ゲストの年代に合わせた選曲をすることで、会場の一体感を高めることができます。
私が以前担当したカップルは、新婦が趣味で集めていたアンティークの雑貨をウェルカムスペースに飾りました。
それらは、会場の装飾とは一味違う、温かみのある雰囲気を作り出し、ゲストの注目を集めていました。
また、BGMも、二人が初めてデートした時に聴いた曲や、お互いの好きなアーティストの曲を織り交ぜて、ゲストと一緒に懐かしい思い出を共有するような演出をしました。
こうした、「二人ならでは」のアイテムや演出は、費用を抑えるだけでなく、ゲストの心にも深く響くものです。
さらに、「景品」や「プチギフト」なども、持ち込みを検討する価値があります。
景品は、フリマアプリやオークションサイトで掘り出し物を見つけたり、実用的なものをセレクトしたりすることで、予算内で満足度の高いものを用意できます。
プチギフトも、手作りのクッキーや、オリジナルのラベルを貼った飲み物などを用意することで、感謝の気持ちを伝えつつ、費用も抑えることができます。
持ち込み料を賢く交渉・回避する方法
持ち込みを検討する際に、多くの方が気になるのが「持ち込み料」です。
しかし、会場によっては、持ち込み料を交渉できたり、特定の条件下で無料になったりする場合もあります。
例えば、会場の指定業者よりも安価な業者を見つけた場合、その差額分を負担してもらう代わりに持ち込みを許可してもらう、といった交渉が可能なこともあります。
また、「〇〇円以上のご利用で持ち込み料無料」といった特典を設けている会場もあります。
さらに、会場との契約内容をしっかり確認することが重要です。
会場によっては、装飾品や引き出物などの持ち込み料が無料であったり、逆に飲食物の持ち込み料が高額であったり、といったケースがあります。
自分の希望するアイテムが持ち込み可能かどうか、そしてその際の費用はいくらになるのかを事前にしっかりと確認し、比較検討することが大切です。
私が担当したカップルは、会場の装花を依頼する予定でしたが、持ち込み料がかかることを知り、代わりに友人にお願いして会場の装飾をしてもらうことにしました。
その際、会場側としっかりと話し合い、装花業者に支払うはずだった金額の一部を、持ち込み料として会場に支払うことで合意しました。
結果的に、会場に装花を依頼するよりも安く済み、かつ友人による手作りの温かみのある装飾で、会場はとてもアットホームな雰囲気になりました。
このように、持ち込み料を恐れるのではなく、会場側と積極的にコミュニケーションを取り、代替案を提案することで、賢く費用を抑えることが可能です。
諦めずに、色々な方法を試してみましょう。
まとめ
結婚式の二次会費用を抑え、さらに自分たちらしい特別な一日を創り上げるためには、会場選びと持ち込みアイテムの活用が鍵となります。
披露宴会場からの移動負担を減らし、立地条件の良い会場を選ぶこと、そして「持ち込みOK」な会場を積極的に探すことが、費用削減の第一歩です。
さらに、飲食物や装飾品、演出アイテムなどの持ち込みを上手に活用することで、オリジナリティあふれる二次会を実現できます。
外部のパティスリーやケータリングサービスを利用したり、手作りのアイテムを取り入れたりすることで、費用を抑えつつ、ゲストの記憶に残る特別な演出を加えることが可能です。
持ち込み料については、会場との交渉や、契約内容の確認を怠らず、賢く回避する方法を見つけましょう。
「自分たちの手で創り上げる」という意識を持つことで、二次会はより一層、感動的で思い出深いものになるはずです。
この記事でご紹介した裏技を参考に、あなたらしい最高の二次会を実現してください。

