結婚式場見学の順番で差がつく!比較に強い回り方テンプレ
結婚式場探し、ワクワクする一方で「何から始めればいいの?」「どうやって回れば効率的なの?」と悩んでいませんか?せっかくの結婚準備、後悔しないためにも、結婚式場見学は計画的に進めたいもの。
特に、見学の順番を戦略的に決めることで、比較検討が格段にしやすくなり、理想の式場に出会える確率もグッと高まります。
この記事では、結婚式場見学で「これは押さえておきたい!」というポイントを網羅し、あなただけの特別な一日を叶えるための、賢く、そして効率的な回り方をご紹介します。
結婚式場見学で後悔しない!比較検討を有利に進めるための事前準備と初動
結婚式場見学は、単に会場の雰囲気を見るだけでなく、将来の結婚生活を左右する大切な決断の第一歩です。
だからこそ、事前の準備と、見学開始時の初動が非常に重要になります。
闇雲に予約を入れてしまうと、情報が混乱し、結局どの式場が良かったのか分からなくなってしまうことも。
ここでは、比較検討を有利に進めるための、具体的な準備と、見学の第一歩を踏み出す際のポイントを解説します。
理想の結婚式を具体化する「イメージの解像度」を高める
結婚式場見学を始める前に、まず「どんな結婚式にしたいのか」というイメージを具体的にしておくことが大切です。
漠然と「おしゃれなところで」と思っているだけでは、見学する式場が絞りきれず、迷走してしまう原因になります。
例えば、「ゲストに心から楽しんでもらえるアットホームな雰囲気の結婚式」なのか、それとも「非日常感あふれるゴージャスな空間で、忘れられない一日を演出したい」のか。
これらを明確にするために、まずは「ゲストの人数」「希望する時期」「おおよその予算感」「重視したいポイント(料理、雰囲気、アクセス、演出など)」をリストアップしてみましょう。
さらに、雑誌やSNSで気になる結婚式の写真を集め、「なぜ惹かれるのか」を分析するのも効果的です。
例えば、「このチャペルの自然光が綺麗だから」「この披露宴会場の開放感が好きだから」といった具体的な理由を見つけることで、自分の好みの傾向が見えてきます。
私の経験上、特に「料理のスタイル」と「会場のテイスト」は、後から変更が難しい部分なので、早い段階でイメージを固めておくことが、後々の式場選びで「こんなはずじゃなかった」を防ぐ鍵となります。
例えば、フレンチのコース料理を希望しているのに、見学した式場がイタリアン中心だったりすると、そこで候補から外さざるを得なくなることも。
また、「ゲストの年齢層」も考慮に入れると良いでしょう。
例えば、高齢のゲストが多い場合は、アクセスの良さや館内の移動のしやすさ、バリアフリー設備などが重要になってきます。
逆に、若いゲストが中心であれば、写真映えするフォトスポットの充実度や、最新の音響・照明設備などが喜ばれるかもしれません。
このように、「理想の結婚式の解像度」を高めることで、見学すべき式場の候補が自然と絞られ、効率的な見学計画が立てやすくなります。
結婚式場見学の「第一歩」!情報収集とアポイントの取り方
イメージが固まったら、いよいよ情報収集とアポイントメントの段階です。
ここで、「比較に強い回り方」の最初の土台が作られます。
まず、インターネットの結婚式場紹介サイトや、式場が直接公開しているウェブサイトを活用しましょう。
多くのサイトでは、写真だけでなく、披露宴会場の収容人数、チャペルの雰囲気、料理のジャンル、料金プラン、空き状況などの基本情報が掲載されています。
ここで、先ほど整理した「理想の結婚式」のイメージに合う式場をいくつかピックアップします。
この段階では、「気になる式場をリストアップする」という感覚で、あまり絞り込みすぎないことが大切です。
次に、ピックアップした式場に対して、「見学のアポイントメント」を取ります。
ここで重要なのは、「一度に複数の式場を見学しない」ということです。
もちろん、効率を考えて「一日で3件回れますか?」と聞きたくなる気持ちも分かりますが、これは大きな落とし穴になりがちです。
なぜなら、結婚式場はそれぞれに個性があり、比較検討するには「じっくりと一つ一つの会場の良さを味わう」必要があるからです。
例えば、A式場の開放的なガーデンに感動し、B式場の洗練された内装に心を奪われたとしても、両方の感動を鮮明に記憶しているのは難しいでしょう。
そこで、ここでは「1日に1~2件」、できれば「別々の日に1件ずつ」見学することをおすすめします。
これにより、各会場の印象をクリアに保ち、後で比較する際に、それぞれの長所・短所を正確に把握することができます。
アポイントを取る際には、「初めての見学であること」「希望する時期」「おおよそのゲスト人数」「予算感」を事前に伝えておくと、当日スムーズに案内してもらえます。
また、「見学で特に確認したいこと」があれば、事前に伝えておくことで、より的を絞った見学が可能になります。
例えば、「料理の試食はできますか?」「〇〇という演出は可能ですか?」などです。
この最初のステップを丁寧に行うことで、後々の見学が格段にスムーズになり、「比較に強い」体制が整います。
結婚式場見学の「順番」が鍵!効率的で後悔しない回り方
結婚式場見学の順番は、まさに「戦略」です。
闇雲に予約を入れるのではなく、ある順番で回ることで、比較検討がしやすくなり、最終的に満足度の高い式場選びへと繋がります。
ここでは、効果的な見学の順番と、それぞれの段階で意識すべきポイントを具体的に解説します。
「比較の軸」を明確にするための、まずは「広範囲」な情報収集と「感触」を掴む
結婚式場見学の最初の段階は、「広範囲な情報収集」と「感触を掴む」ことに重点を置きます。
ここで、あまり細かな条件にこだわりすぎず、まずは「こんな雰囲気の式場もあるんだ」「この演出素敵だな」といった、「広い視野で感動や魅力を感じる」ことを大切にしましょう。
具体的には、まずはお住まいの地域や、希望するエリアにある結婚式場を、インターネットや情報誌などで幅広くリサーチします。
この時、「写真の雰囲気」「立地」「ゲストのアクセス」といった、パッと見て分かりやすい情報で候補を絞り込みます。
そして、実際に足を運ぶ最初の数件の式場は、「タイプが異なる会場」を選ぶのがおすすめです。
例えば、都会的で洗練されたホテルウェディング、緑豊かなガーデンウェディング、歴史ある邸宅を改装したようなアットホームな会場など、ジャンルの違う会場を巡ることで、自分たちの好みがどこにあるのか、より明確になってきます。
この段階での見学の目的は、「比較の軸となる要素を洗い出す」ことです。
例えば、式場見学を通して、「私たちは自然光が入るチャペルが一番重要だ」「料理の美味しさは譲れない」といった、自分たちが何を重視するのかが見えてきます。
また、この時期に、「式場見学の際に必ず聞くべきことリスト」を作成しておくと良いでしょう。
例えば、
・料理の試食は可能か、その場合の料金は?
・衣装の持ち込みは可能か、その場合の料金は?
・装花の種類や料金体系は?
・映像演出の種類や料金は?
・音響・照明設備について
・控室の設備や広さ
・介添え(エスコート)はつくのか
・雨天時の場合の対応(ガーデンウェディングの場合など)
・遠方からのゲストのための宿泊施設の手配について
・アレルギー対応について
・二次会会場の手配について
といった項目です。
これらの質問を事前にリストアップし、見学のたびにチェックしていくことで、後で比較する際に抜け漏れがなくなります。
私の知人で、最初の数件の見学で「とにかく色々なタイプの会場を見てみよう!」と決めていたカップルがいました。
その結果、当初は考えていなかった「歴史ある建物をリノベーションした式場」に魅力を感じ、最終的にそこで結婚式を挙げました。
もし、最初から特定のタイプに絞り込んでいたら、その素敵な会場に出会えなかったかもしれません。
このように、「比較の軸を定め、後で後悔しないための土台作り」として、最初の見学は、「広範囲に、そして感触を掴む」ことを意識して行いましょう。
「候補を絞り込む」段階へ!似たタイプの会場を比較検討する
最初の数件の式場見学で、自分たちの好みや譲れないポイントが明確になってきたら、次は「候補を絞り込む」段階へと進みます。
この段階では、「似たタイプの会場を複数見学し、比較検討する」ことが重要です。
例えば、ガーデンウェディングに魅力を感じていた場合、候補に挙がったガーデンウェディングができる式場を2~3件見学します。
それぞれの会場のガーデンの広さ、雰囲気、設備(テラスの有無、BBQができるかなど)、そしてそこで行える演出などを比較します。
この時、「会場ごとの強み・弱み」を具体的に書き出してみると、比較がしやすくなります。
例えば、A式場はガーデンの開放感が抜群だが、披露宴会場は少しコンパクト。
B式場は披露宴会場が広く、設備も充実しているが、ガーデンは小ぶり、といった具合です。
また、「料理の試食」も、この段階で積極的に行うことをおすすめします。
実際に料理を味わうことで、味はもちろん、盛り付けの美しさ、提供されるタイミングなども確認できます。
同じフレンチでも、式場によってシェフのこだわりや得意とするスタイルが異なります。
「ゲストに喜ばれる料理」という視点で、じっくりと試食を楽しみましょう。
さらに、「担当プランナーとの相性」も、この段階で重視したいポイントです。
結婚式準備は、プランナーさんと長い時間をかけて進めていくことになります。
親身になって相談に乗ってくれるか、こちらの要望をしっかり理解しようとしてくれるかなど、コミュニケーションを取りながら、信頼できるプランナーさんがいる会場を選ぶことが、後々の満足度に大きく影響します。
ここで、一つ独自の視点として、「雨天時のシミュレーション」を具体的にイメージすることをおすすめします。
ガーデンウェディングの場合、雨が降ったらどうなるのか。
屋内でも、雨の日の雰囲気が、晴れの日の雰囲気と大きく変わらないか。
会場によっては、雨の日でも楽しめる工夫(屋根付きテラス、屋内での演出など)がされている場合があります。
この点を、担当プランナーに具体的に質問し、シミュレーションしておくと安心です。
私の知人のカップルは、見学した式場が全て晴天時を想定した案内だったため、「もし雨だったらどうなるんですか?」と質問したところ、担当者も具体的に答えられなかったそうです。
結局、その式場は諦め、雨の日でも安心できる会場を選びました。
「最悪のケースも想定する」という視点を持つことで、より現実的な判断ができるようになります。
この段階では、「比較検討の軸を明確にし、具体的な要素を比較する」ことを意識して、候補を絞り込んでいきましょう。
「最終決定」へ!「決め手」となる要素を徹底的に確認する
候補となる式場が2~3件に絞られたら、いよいよ「最終決定」に向けて、それぞれの会場の「決め手」となる要素を徹底的に確認していきます。
この段階では、「細部へのこだわり」と「トータルでの満足度」を追求します。
まずは、「見積もりの詳細な確認」です。
提示された見積もり項目を一つ一つ確認し、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。
特に、「含まれているもの」「含まれていないもの」を明確にすることが重要です。
例えば、装花はどのくらいのボリュームで、どんな種類の花が含まれているのか。
映像演出は、オープニングムービーやプロフィールムービーなど、どこまで対応してくれるのか。
衣装のレンタル期間や、アクセサリーの有無なども確認しておきましょう。
また、「オプション料金」についても、事前に確認しておくことが大切です。
例えば、特定の演出を追加した場合の料金、衣装のグレードアップ料金、持ち込み料(衣装や引出物など)なども、後から追加で発生する可能性のある費用として把握しておきましょう。
ここで、「二次会会場の有無や手配のサポート」についても確認しておくと、結婚式後のスムーズな進行に繋がります。
提携している二次会会場があれば、手配の手間が省けることもあります。
そして、何よりも大切なのは、「最終的な直感」です。
これまで、多くの情報収集と見学を重ねてきたはずです。
その中で、「この会場で結婚式を挙げたい!」という強い気持ちが湧き上がってくるかどうかが、最終的な決め手となります。
例えば、あるカップルは、最終候補に残った2つの会場で、どちらも設備や料金に大きな差がなかったそうです。
しかし、一方が、担当プランナーが「お二人のイメージを形にするために、こんなアイデアはどうでしょう?」と、具体的な提案をしてくれたことに感動し、その会場に