結婚式場のチェックリスト完全版:当日・契約前・契約後

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結婚式場のチェックリスト完全版:当日・契約前・契約後の安心準備ガイド

一生に一度の晴れ舞台、結婚式。
その準備は、期待とともに不安もつきまとうものです。
特に、結婚式場選びから当日のことまで、やるべきことは山積み。
何から手をつければ良いのか、どんな点に注意すべきなのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな悩みを解消するために、結婚式場のチェックリストを「契約前」「契約後」「当日」の3つのフェーズに分け、網羅的に解説します。
初めての結婚式準備でも、この完全版チェックリストがあれば、きっとスムーズに、そして安心して進められるはずです。

契約前に確認すべき、理想の結婚式場を見つけるための最重要ポイント

結婚式場選びは、理想の結婚式を実現するための最初の、そして最も重要なステップです。
ここでしっかりとポイントを押さえておくことで、後々のトラブルを防ぎ、満足度の高い式場選びにつながります。

会場の雰囲気と収容人数、そしてゲストへの配慮

まず、どんな雰囲気の結婚式にしたいのか、具体的なイメージを膨らませましょう。
ナチュラルなガーデンウェディング、厳かなチャペル式、アットホームなレストランウェディングなど、会場の雰囲気は結婚式の印象を大きく左右します。
それに伴い、招待したいゲストの人数を把握し、会場の収容人数が適切か確認することが大切です。
あまりに会場が狭すぎるとゲストが窮屈に感じてしまいますし、逆に広すぎると寂しい印象を与えかねません。
さらに、ゲストへの配慮も忘れてはいけません。
遠方からのゲストが多い場合は、アクセスや宿泊施設の手配のしやすさも考慮しましょう。
例えば、私の友人は、遠方からのゲストが多かったため、駅からのアクセスが良く、周辺にホテルも多い会場を選びました。
おかげで、ゲストは移動の負担も少なく、安心して結婚式を楽しんでくれたようです。
また、高齢のゲストや小さなお子様連れのゲストがいる場合は、バリアフリー設備や授乳室、キッズスペースの有無なども確認しておくと、よりきめ細やかなおもてなしが可能になります。

予算と見積もりの詳細、そして隠れた費用に注意

結婚式にかかる費用は、想像以上に幅広いです。
まずは、自分たちの予算の上限を明確に設定し、それに沿った会場を探しましょう。
多くの結婚式場では、様々なプランが用意されていますが、見積もりは必ず細部まで確認することが重要です。
基本プランに含まれる内容はもちろん、オプションで追加される項目、そして、意外と見落としがちな「持ち込み料」や「サービス料」なども確認しておきましょう。
例えば、装花や引き出物、ウェディングケーキなど、持ち込みたいアイテムがある場合、持ち込み料がかかるのか、あるいは持ち込みができないのかを事前に確認しておかないと、後々追加費用が発生したり、希望通りのアイテムが使えなかったりする可能性があります。
また、「〇〇名様からのプラン」となっている場合、人数が変動した場合の料金体系も確認しておきましょう。
私の知人のケースでは、当初想定していた人数よりも増減があった際に、見積もりから大きく乖離してしまい、慌てていたという話も聞きました。
担当者には遠慮なく質問し、納得のいくまで説明を受けることが、賢い式場選びの秘訣です。

希望する日程の空き状況と、柔軟な対応が可能か

結婚式の日程は、二人の記念日や季節のイベントなど、特別な意味を込めて決めたいものです。
しかし、人気の会場や大安などの縁起の良い日は、すぐに予約が埋まってしまうことも少なくありません。
希望する時期が決まったら、早めに会場に空き状況を確認しましょう。
もし希望の日程が埋まっていたとしても、諦めずに他の候補日をいくつか提案してもらうことも可能です。
また、結婚式の準備を進める中で、予期せぬ変更が生じることもあります。
例えば、ゲストの人数が急に増減したり、演出を変更したくなったりする場合などです。
会場側が、こうした変更にどの程度柔軟に対応してくれるのかも、事前に確認しておくことをおすすめします。
対応が難しい場合でも、代替案を一緒に考えてくれるような、親身になってくれる会場だと安心ですね。
私の場合は、当初予定していた演出が、コロナ禍の影響で実施が難しくなってしまったのですが、会場の担当者がすぐに代替案をいくつか提案してくれたおかげで、無事に希望通りの演出を取り入れることができました。

契約後に進める、結婚式を彩るための詳細打ち合わせと準備

結婚式場が決まったら、いよいよ具体的な内容を詰めていく段階です。
この時期は、細やかな打ち合わせが多くなりますが、一つ一つ丁寧に進めることで、理想の結婚式に近づいていきます。

衣装選びと、それに合わせたヘアメイク、ブーケのトータルコーディネート

結婚式で最も注目されるのが、新郎新婦の衣装。
ウェディングドレスやカラードレス、タキシードなど、衣装選びは時間をかけてじっくりと行いましょう
会場提携のドレスショップがある場合、そこで選ぶのが一般的ですが、持ち込みが可能であれば、外部のドレスショップで自分好みの衣装を探すこともできます。
衣装が決まったら、それに合わせたヘアスタイルやメイク、そしてブーケのコーディネートも重要です。
例えば、クラシカルなドレスには上品なアップスタイル、華やかなドレスには動きのあるダウンスタイルが似合うなど、衣装のテイストに合わせて、トータルでイメージを統一することが、洗練された花嫁姿を演出する鍵となります。
ブーケも、ドレスの色や会場の雰囲気に合わせて、季節の花などを取り入れると、より一層華やかさが増します。
私の友人は、ドレスの色に合わせて、あえてブーケの色味を抑えめにすることで、ドレスの美しさを引き立てるという、上級者なコーディネートをしていました。

料理・ドリンクの試食と、引き出物・引菓子の選定、そしてペーパーアイテムの準備

ゲストへの感謝の気持ちを伝える上で、料理と飲み物は非常に重要な要素です。
試食会に参加して、実際に料理の味やボリューム、見た目などを確認しましょう。
アレルギー対応や、苦手な食材への配慮なども、この機会に担当者に伝えておくことが大切です。
また、引き出物や引菓子は、ゲストへの感謝の気持ちを形にした贈り物です。
カタログギフトや実用的なアイテム、地元の名産品など、ゲストの年代や好みを考慮して選ぶと喜ばれます。
最近では、二人の趣味や思い出にちなんだオリジナルの引き出物を用意するカップルも増えています。
さらに、招待状や席次表、席札などのペーパーアイテムも、結婚式の雰囲気を演出する大切な要素です。
会場の装飾や衣装のテイストに合わせて、デザインや色合いを統一すると、より一層おしゃれな印象になります。
手作りするのも良いですが、デザインに自信がない場合は、プロに依頼するのも一つの方法です。

演出、BGM、写真・映像の打ち合わせ、そして会場装飾の最終確認

結婚式をより一層盛り上げるのが、様々な演出やBGM、そして写真や映像です。
入場シーンやケーキカット、キャンドルサービスなど、どのような演出を取り入れたいのか、担当者とじっくり相談しましょう。
BGMは、二人の思い出の曲や、会場の雰囲気に合った曲を選び、シーンごとに流れるタイミングなども細かく打ち合わせることで、感動的なシーンを演出できます。
写真や映像は、一生の思い出として残るもの。
どのようなカットを撮ってほしいのか、どんな雰囲気に仕上げてほしいのか、カメラマンやビデオグラファーと事前にしっかりとイメージを共有しておくことが大切です。
会場の装飾も、テーブルクロスやナフキン、装花、ウェルカムスペースの飾り付けなど、細部にまでこだわりたい部分です。
会場の装飾イメージをまとめた資料を作成し、担当者と共有することで、イメージ通りの空間を作り上げることができます。
私の場合は、ウェルカムスペースに、二人の思い出の写真を飾るだけでなく、ゲストからのメッセージを書き込めるボードを設置したところ、ゲストの皆様にも楽しんでいただけました。

結婚式当日に、最高の瞬間を迎えるための最終チェックと心構え

いよいよ結婚式当日。
これまで準備してきたことが形になる、最も特別な一日です。
当日は、想像以上のことが起こるかもしれませんが、落ち着いて対応できるよう、最終チェックと心構えをしておきましょう。

当日のタイムスケジュールと、各担当者との連携確認

結婚式当日の進行は、細かくタイムスケジュールが組まれています。
事前にタイムスケジュールをしっかりと把握し、各担当者(司会者、音響、介添え人など)と、それぞれの役割や連携について再確認しておきましょう。
予期せぬハプニングが起こった際にも、担当者同士がスムーズに連携を取れるように、事前に情報共有をしておくことが重要です。
例えば、私の結婚式では、予期せぬ雨でガーデンでの演出が中止になったのですが、会場のスタッフの方々が連携を取り、すぐに屋内に移動して代替の演出を準備してくれたおかげで、滞りなく式を続けることができました。
「何かあったら、すぐに担当者に相談する」という心構えも大切です。

ゲストへの感謝の気持ちを伝えるための、きめ細やかな配慮

結婚式は、二人のためだけではなく、これまでお世話になった方々への感謝を伝える場でもあります。
ゲスト一人ひとりに、感謝の気持ちを伝えられるような機会を設けることを意識しましょう。
例えば、お見送りの際に、一人ひとりに声をかけたり、手作りのメッセージカードを渡したりするなど、ちょっとした心遣いが、ゲストの心に深く響くものです。
また、ゲストが快適に過ごせるように、会場の温度調節や、飲み物の提供、会場内の案内なども、スタッフの方々と連携して確認しておきましょう。
特に、高齢のゲストや小さなお子様連れのゲストには、より一層の配慮が必要です。
例えば、車椅子での移動が必要なゲストのために、事前に会場内の段差などを確認し、スムーズに移動できるよう配慮することも大切です。

万が一のハプニングに冷静に対応するための、緊急連絡先リストと心構え

結婚式当日は、どんなに準備をしても、予期せぬハプニングが起こる可能性はゼロではありません。
会場の責任者や、介添え人、そして信頼できる友人や家族の緊急連絡先をリストアップしておきましょう。
万が一、何か問題が発生した際には、慌てずにリストを確認し、関係各所に連絡を取ることが重要です。
「完璧でなくても大丈夫」という気持ちで、リラックスして臨むことも大切です。
ゲストの皆様は、二人の晴れ姿を見守り、祝福するために集まってくれています。
多少のハプニングがあったとしても、きっと温かく見守ってくれるはずです。
「ゲストの笑顔を大切にする」という気持ちがあれば、どんな状況でも、きっと素敵な結婚式になるはずです。

まとめ

結婚式場のチェックリストは、契約前、契約後、そして当日と、それぞれのフェーズで確認すべきことが多岐にわたります。
しかし、この記事でご紹介した内容を参考に、一つ一つ丁寧に進めていくことで、不安なく、そして理想通りの結婚式を実現できるはずです。
特に、契約前の会場選びでは、雰囲気、収容人数、予算、そして柔軟な対応が可能かどうかの確認が重要です。
契約後は、衣装、料理、演出など、細部までこだわり、ゲストへの感謝の気持ちを形にしていきましょう。
そして当日を迎えるにあたっては、タイムスケジュールの確認や、ゲストへのきめ細やかな配慮、そして万が一のハプニングにも冷静に対応できる心構えが大切です。
この完全版チェックリストを最大限に活用し、一生の思い出に残る、最高に幸せな結婚式を挙げてください。

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