結婚が決まったら、まず考えたいのが結婚式場選びですよね。
数ある式場の中から理想の場所を見つけるために、ブライダルフェアへの参加は欠かせません。
でも、ブライダルフェアに参加する最大の魅力の一つは、何と言ってもそこでしか手に入らないお得な特典や割引です。
これらの特典を上手に活用できるかどうかで、結婚式にかかる費用は大きく変わってきます。
「ブライダルフェア限定お得な割引特典をゲット」することは、賢く結婚式準備を進めるための重要なステップなのです。
この記事では、ブライダルフェアで受けられる様々な特典や割引の種類から、それを最大限に引き出すための予約方法、当日の交渉術、そして特典を賢く活用して理想の結婚式を叶えるための秘訣まで、詳しくご紹介します。
ぜひ参考にして、素敵な結婚式をお得に実現させてください。
ブライダルフェアでもらえる特典・割引の種類を知ろう
ブライダルフェアに参加すると、「来館特典」や「成約特典」、そしてフェア参加者限定の「割引」など、様々な種類のお得なメリットがあります。
これらの特典や割引は、式場によって内容が大きく異なり、中には驚くほど豪華なものも。
まずは、どんな特典があるのか、その種類を知っておくことが賢く特典をゲットするための第一歩です。
来館特典で手に入る嬉しいプレゼントとは
「来館特典」とは、文字通りブライダルフェアに参加するだけでもらえる特典のことです。
初めてその式場を訪れるカップルや、特定の予約サイト経由で予約したカップル限定で用意されている場合が多くあります。
内容としては、結婚式で人気の引き菓子や有名ブランドのスイーツの試食セット、ギフト券や商品券、コスメ、さらにはレストランでの食事券など、多岐にわたります。
特に人気会場では、提携している百貨店のギフトカード数千円分や、高級ホテルのペア宿泊券などが来館特典として用意されていることもあります。
これは、会場側が「まずは気軽に来て、雰囲気を体験してほしい」という想いを込めているからです。
ただし、来館特典を受け取るには、アンケート記入や一定時間以上の滞在など、条件が付いている場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
複数のフェアに参加すれば、その都度これらの特典を受け取れる可能性があるため、情報収集を兼ねていくつかの会場を訪れるのはとても有効な手段と言えるでしょう。
成約特典で叶える結婚式のグレードアップ
ブライダルフェアに参加し、その場で、あるいは後日一定期間内にその式場と契約(成約)するともらえるのが「成約特典」です。
来館特典よりもさらに豪華で、結婚式の費用に直結するものが多く含まれます。
例えば、挙式料無料、会場使用料割引、ドレスやタキシードの特典、料理やドリンクのランクアップ、装花やウェディングケーキのサービス、前撮り撮影無料、ハネムーン割引などがあります。
特に高額になりがちな衣装や料理に関する特典は、総額を大きく抑えることができるため、非常に魅力的です。
会場側は「ぜひうちで結婚式を挙げてほしい」という強い願いを込めて、これらの特典を用意しています。
成約特典の内容は、フェアの内容や時期、契約するプランによって変動することがあります。
例えば、特定の大型フェア限定の特別な成約特典や、閑散期に契約した場合に適用される割引などです。
これらの成約特典を上手に活用することで、予算内で希望する結婚式のグレードを上げたり、諦めかけていた演出を取り入れたりすることが可能になります。
ただし、特典には有効期限や適用条件(最低人数、特定の日程など)が細かく定められていることが多いので、契約前にしっかりと内容を確認し、自分たちの希望に合っているかを見極めることが重要です。
フェア参加者限定の特別な割引を見つける方法
ブライダルフェアに参加する最大の目的の一つが、フェア参加者限定の特別な「割引」です。
これは、見積もりから一定額を割引してくれたり、特定のアイテムが特別価格になったりするものです。
特に、フェア当日に契約を決める「当日成約特典」として、通常よりも大幅な割引が提示されるケースは少なくありません。
会場側としては、その場で契約を決めてもらうことで、他の会場への流出を防ぎたいという狙いがあります。
この当日成約割引は非常に魅力的ですが、焦って契約して後悔しないよう、冷静な判断が必要です。
また、割引の種類としては、フェア限定の「期間限定割引」や、特定の「シーズン割引」(例えば夏や冬の挙式)、さらに「仏滅割引」など、適用される条件によって様々な名称があります。
これらの割引情報は、フェアの予約サイトや会場の公式サイトで事前に告知されていることもありますが、中にはフェア当日に初めて提示される「シークレット割引」のようなものも存在します。
フェアで積極的に質問したり、他の会場と比較検討していることを伝えたりすることで、こうした特別な割引を引き出せる可能性が高まります。
重要なのは、提示された割引が自分たちの希望する結婚式の条件(時期、人数、プランなど)で本当に適用されるのかを、その場で具体的に確認することです。
曖昧なまま進めず、しっかりと内容を把握することが、後々のトラブルを防ぎ、真にお得な割引をゲットする鍵となります。
お得な特典・割引を最大限に引き出す予約のコツ
ブライダルフェアで魅力的な特典や割引をゲットするには、フェアに参加する前の「予約」の段階から戦略を練ることが大切です。
どこから予約するか、いつ参加するか、どんな情報を伝えるかなど、ちょっとした工夫で得られる特典の内容や金額が変わってくることがあります。
ここでは、お得を最大限に引き出すための予約のコツを詳しくご紹介します。
情報収集は必須!複数サイトで比較するメリット
ブライダルフェアの予約は、式場の公式サイトだけでなく、ゼクシィ、ハナユメ、マイナビウエディング、ウェディングパークなどのブライダル情報サイトや、プラコレのような相談カウンターなど、様々な窓口から可能です。
実は、同じ式場の同じフェアでも、予約するサイトによって来館特典や成約特典の内容が異なることが少なくありません。
これは、各サイトが独自のキャンペーンを実施していたり、式場との提携内容が異なっていたりするためです。
例えば、あるサイト経由で予約するとギフト券がもらえるけれど、別のサイトだとオリジナルのコスメセットがもらえる、といった違いがあります。
また、サイトによっては、複数のフェアに参加したり、特定の期間内に成約したりすることで、サイト独自の追加特典(ギフト券の増額など)がもらえるキャンペーンを行っていることもあります。
そのため、気になる式場が見つかったら、まずは複数の予約サイトで同じフェアの特典内容を比較検討することをおすすめします。
サイトごとの口コミや評価も参考にしながら、最も魅力的な特典を提供している窓口から予約することで、最初からお得なスタートを切ることができます。
情報収集を怠らず、賢くサイトを使い分けることが、特典ゲットの第一歩です。
参加する時期や曜日の賢い選び方
ブライダルフェアに参加する時期や曜日も、もらえる特典や割引に影響を与えることがあります。
一般的に、結婚式の人気シーズンである春や秋のハイシーズンよりも、夏(特に7月・8月)や冬(特に1月・2月)の「閑散期」の方が、式場側は予約を増やしたいという意向が強いため、特典や割引が手厚くなる傾向があります。
例えば、閑散期の挙式限定で会場使用料が大幅に割引されたり、通常は有料のアイテムがサービスになったりする「シーズン特典」が用意されていることがあります。
また、土日祝日はフェア参加者が多く、式場側も強気になりやすい傾向がありますが、平日のフェアは比較的参加者が少ないため、より丁寧な対応を受けられたり、じっくり相談できたりするだけでなく、平日限定の特典や割引が設定されていることもあります。
もし日程に融通が利くのであれば、閑散期や平日のフェアを狙ってみるのも賢い方法と言えるでしょう。
さらに、式場の「〇周年記念フェア」や、年末年始、GWなどの大型連休に開催される特別なフェアでは、通常よりも豪華な特典や限定割引が用意されることがあります。
これらの情報は、公式サイトや予約サイトのキャンペーンページなどでチェックできますので、こまめに情報を確認し、お得な時期を逃さないようにすることが大切です。
予約時のちょっとした工夫で差をつける
ブライダルフェアを予約する際、単に日時を選択するだけでなく、いくつかの情報を付け加えることで、会場側の対応が変わったり、隠れた特典を引き出しやすくなったりすることがあります。
例えば、予約フォームの備考欄や電話で予約する際に、「具体的な検討段階に入っており、フェアの内容次第では前向きに検討したいと考えている」「他の会場もいくつか見学予定だが、特にこちらの会場の〇〇(雰囲気、料理、チャペルなど具体的に)に魅力を感じている」といった、検討度合いや関心の高さを具体的に伝えることです。
これにより、会場側は「真剣に結婚式を考えているカップルだ」と認識し、より丁寧な説明や、もしかすると通常は提示されないような特別な割引情報を引き出してくれる可能性があります。
また、希望する結婚式のイメージ(時期、人数、予算、こだわりたいポイントなど)を具体的に伝えておくことも有効です。
これにより、フェア当日に担当者がより的確な提案をしてくれたり、希望に沿った特典を紹介してくれたりすることが期待できます。
さらに、予約サイトによっては、特定の条件を満たすと追加特典がもらえる「予約キャンペーン」を実施している場合があります。
例えば、「初めての式場見学」や「親と一緒に参加」といった条件です。
これらのキャンペーン情報を事前にチェックし、該当する場合は忘れずに申請することで、予約段階からさらにお得を積み重ねることができます。
予約は単なる手続きではなく、特典ゲットに向けた最初の戦略的な行動だと捉えましょう。
ブライダルフェア当日に実践!特典交渉のポイント
ブライダルフェアに参加したら、会場の雰囲気や料理、スタッフの対応などをしっかりチェックするのはもちろんですが、もう一つ重要なのが「特典や割引の交渉」です。
もちろん、無理な要求をするのはNGですが、誠意をもって交渉することで、提示された見積もりからさらに割引を引き出したり、希望する特典を追加してもらえたりする可能性があります。
ここでは、フェア当日に実践できる特典交渉のポイントをご紹介します。
フェア中の質問で引き出す隠れた特典
ブライダルフェアでは、会場見学や試食、プランナーとの相談会などが行われます。
この相談会の時間こそが、特典や割引について詳しく聞き、もしかしたら隠れた特典を引き出すチャンスです。
提示された特典以外に何かお得な情報はないか、「もし今月中に決めるとしたら、何か特別なプランや割引はありますか?」「この時期に挙げる場合、何か特典はありますか?」など、具体的な検討意向を示す質問をしてみましょう。
会場側は、真剣に検討しているカップルに対しては、より良い条件を提示しようと考えるものです。
また、結婚式の時期や日取りを具体的に伝えることで、その時期ならではの割引情報(例えば、仏滅割引や特定の曜日の割引など)を教えてもらえることもあります。
さらに、見積もりを見ながら、「この項目はもう少し抑えたいのですが、何か良い方法はありませんか?」「もし、このアイテムを契約に含める場合、何か割引はありますか?」など、具体的な項目について質問することも有効です。
重要なのは、ただ「安くしてほしい」と言うのではなく、具体的な検討状況や希望を伝えながら、誠意をもって相談する姿勢を見せることです。
プランナーとの信頼関係を築きながら交渉を進めることが、成功の鍵となります。
ただし、会場によっては一切交渉に応じない方針の場合もありますので、その場の雰囲気を見ながら柔軟に対応しましょう。
見積もり交渉で使える具体的なテクニック
ブライダルフェアの終盤で提示される「見積もり」は、特典や割引を具体的に交渉する最も重要な場面です。
提示された見積もりは、あくまで「たたき台」であることが多く、ここから交渉次第で費用を抑えられる可能性があります。
まずは、提示された見積もりの内容を細かくチェックし、含まれている項目と含まれていない項目を明確に把握しましょう。
特に、必要なアイテム(衣装、装花、写真など)が不足している場合、それらを追加した場合の費用も確認することが大切です。
交渉の際には、「他の会場の見積もりと比較検討しており、費用面で悩んでいます」「予算が〇〇万円で考えているのですが、この内容で近づける方法はありますか?」など、具体的な状況を伝えることが有効です。
決して他の会場を貶めるのではなく、自分たちの予算や希望を叶えるために真剣に検討している姿勢を伝えましょう。
また、即決を求められても、「一度持ち帰って、家族とも相談したい」「他の会場の見学も残っているので、比較検討してから改めて連絡します」と伝え、冷静に判断する時間を持つことも重要です。
その際に、「もし、今日中に決めるとしたら、何か特別な条件はありますか?」と、当日成約特典の有無や内容を確認してみるのも良いでしょう。
ただし、大幅な値引きを期待しすぎたり、強引な交渉をしたりするのは逆効果です。
会場側も利益が必要ですから、お互いが納得できるラインを探るイメージで、誠意をもって交渉に臨むことが成功の秘訣です。
特典・割引を賢く活用して理想の結婚式を叶える
ブライダルフェアでたくさんの特典や割引をゲットできたら、次はそれらを最大限に活用して、自分たちの理想とする結婚式を実現させる番です。
もらった特典を具体的にどのように活かすか、特典以外で費用を抑える方法、そして特典選びで後悔しないための注意点など、賢く特典を使うためのポイントを知っておきましょう。
もらった特典を具体的にどう活かすか
ブライダルフェアでもらった特典は、単に「お得だった」で終わらせず、具体的な結婚式の計画にどう組み込むかを考えることが重要です。
例えば、挙式料無料の特典があれば、その分を料理のランクアップに回してゲストへのおもてなしを充実させたり、憧れのウェディングドレスを妥協なく選んだりすることができます。
衣装特典があれば、通常は予算オーバーで諦めていたブランドドレスを検討したり、お色直し用のドレスをレンタルしたりすることが可能になります。
また、装花特典があれば、会場装花をより華やかにしたり、ブーケを複数用意したりと、空間演出にこだわることもできます。
前撮り無料の特典があれば、結婚式当日の写真とは別に、リラックスした雰囲気でおしゃれな記念写真を残すことができます。
重要なのは、もらった特典を「何に使うか」を具体的にリストアップし、結婚式のどの部分に費用を充てたいのかを明確にすることです。
これにより、特典を無駄なく活用し、自分たちのこだわりたいポイントにしっかりと予算をかけることができます。
特典はあくまで手段であり、目的は「理想の結婚式を叶えること」であることを忘れずに、計画的に特典を使いこなしましょう。
特典・割引以外の費用節約術
ブライダルフェアでもらえる特典や割引は確かに魅力的ですが、それだけに頼るのではなく、他の方法でも費用を節約することを検討しましょう。
結婚式の費用は様々な項目で構成されており、工夫次第でコストを抑えられる部分はたくさんあります。
例えば、ペーパーアイテム(招待状、席次表、席札など)やウェルカムボード、プチギフトなどを自分たちで手作りするDIYは、材料費だけで済むため大幅な節約になります。
また、引き出物を外部の業者に依頼したり、カメラマンやヘアメイクを外部から手配したりする「持ち込み」も、式場提携業者よりも費用を抑えられる場合があります。
ただし、式場によっては持ち込み料がかかったり、持ち込み自体ができなかったりする場合があるので、事前に確認が必要です。
さらに、結婚式の時期や曜日を仏滅や平日、閑散期に設定することで、会場使用料やプラン料金が割引されることがあります。
日柄や曜日にこだわりがない場合は、こうした日程を選ぶだけで大きな節約につながります。
特典や割引はあくまで「プラスアルファ」のお得だと捉え、それ以外の部分でも賢く費用をコントロールすることが、予算内で理想の結婚式を実現させるための重要なポイントです。
特典と他の節約術を組み合わせることで、より賢く、よりお得に結婚式準備を進めることができるでしょう。
後悔しないための特典選びの落とし穴
ブライダルフェアの特典や割引は魅力的ですが、飛びつく前にいくつか注意しておきたい「落とし穴」があります。
最も注意が必要なのは、「特典に釣られて会場を決めてしまうこと」です。
特典が豪華だからという理由だけで会場を決めてしまうと、後から立地や雰囲気、スタッフの対応などが自分たちの希望と合わず、後悔することになりかねません。
あくまで、会場そのものが自分たちの理想に近いかどうかを最優先に考えるべきです。
また、特典には「適用条件」が細かく定められていることがほとんどです。
「〇〇名以上の場合」「特定のプランを選んだ場合」「△月までに挙式する場合」など、条件を満たさなければ特典は適用されません。
特に、人数や日程に関する条件は重要なので、自分たちの結婚式の希望と合っているかを必ず確認しましょう。
さらに、特典によっては「持ち出し不可」(例えば、提携ドレスショップ以外での衣装選びができない)といった制約が付いている場合もあります。
自分たちのこだわりたい部分に制約がかかっていないか、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
特典はあくまで結婚式をより良くするための「おまけ」だと考え、本当に必要なものか、自分たちの希望に合っているかを冷静に見極めることが、後悔しないための賢い特典選びにつながります。
まとめ
ブライダルフェアは、理想の結婚式場を見つけるだけでなく、お得な特典や割引をゲットするための絶好の機会です。
来館するだけでもらえる嬉しいプレゼント、成約することで結婚式をグレードアップできる豪華な特典、そしてフェア参加者限定の特別な割引など、その種類は多岐にわたります。
これらの特典を最大限に引き出すためには、フェアに参加する前の情報収集と予約方法が鍵となります。
複数の予約サイトで特典内容を比較したり、閑散期や平日を狙って予約したり、予約時に具体的な検討状況を伝えるなど、ちょっとした工夫で得られるメリットが変わってきます。
さらに、フェア当日の相談会や見積もり提示の際には、具体的な質問や誠意ある交渉をすることで、隠れた特典やさらなる割引を引き出せる可能性もあります。
ただし、特典や割引だけに目を奪われず、会場そのものが自分たちの理想に合っているかを最優先に考えること、そして特典の適用条件をしっかりと確認することが、後悔しないための重要なポイントです。
もらった特典を賢く活用し、他の費用節約術も組み合わせることで、予算内で自分たちらしい素敵な結婚式を叶えることができます。
ぜひこの記事を参考に、ブライダルフェアを最大限に活用して、お得に理想の結婚式を実現させてください。
特典を上手にゲットすることは、結婚式準備を楽しく、そして賢く進めるための大きな力となるはずです。