ブライダルフェア準備は3日前から始める:超実践ロードマップ
結婚式場探しで欠かせないブライダルフェア。
せっかく足を運ぶなら、後悔なく、そして効率的に進めたいですよね。
しかし、「何から準備すればいいの?」「当日は何を見ればいいの?」と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、ブライダルフェアの準備は、当日いきなり行くのではなく、3日前から計画的に始めることで、その効果を最大限に引き出すことができるのです。
この記事では、ブライダルフェアを成功させるための、3日前からの超実践ロードマップをご紹介します。
このロードマップに沿って準備を進めれば、あなたも理想の結婚式場を見つけられるはずです。
ブライダルフェアを最大限に活用するための事前準備
ブライダルフェア当日に「来てよかった!」と心から思えるかどうかは、事前の準備にかかっています。
何も準備せずに参加すると、情報過多で何が自分たちにとって重要なのか分からなくなってしまったり、聞きたいことが聞けずに終わってしまったりすることも。
3日前から計画的に準備を始めることで、限られた時間の中で、本当に知りたい情報や確認したいポイントを効率的に見極めることができるようになります。
理想の結婚式イメージを具体化する
まず、3日前になったら、お二人の間で「どんな結婚式にしたいか」を具体的に話し合う時間を取りましょう。
漠然と「素敵な結婚式」と思うだけでなく、「ゲストにどんな気持ちになってほしいか」「どんな演出を取り入れたいか」「どんな雰囲気の会場がいいか」など、できるだけ具体的にイメージを膨らませることが大切です。
例えば、「アットホームで温かい雰囲気」「ゲスト全員で楽しめるような賑やかなパーティー」「自然に囲まれたガーデンウェディング」など、キーワードをいくつか挙げてみましょう。
このイメージが、会場選びの軸となります。
譲れない条件と妥協できる条件をリストアップする
理想のイメージが固まったら、次は具体的な条件のリストアップです。
「絶対譲れない条件」と「できれば叶えたい条件」、そして「妥協できる条件」を明確にすることで、会場選びの優先順位がつけやすくなります。
例えば、「絶対譲れない条件」として「駅からのアクセスが良いこと」「アレルギー対応の料理が充実していること」、「できれば叶えたい条件」として「ガーデンでデザートビュッフェができること」、「妥協できる条件」として「装花の種類はそこまでこだわらない」といった具合です。
このリストは、フェア当日に担当者へ質問する際の重要な材料にもなります。
気になる会場の情報を事前に収集する
ブライダルフェアに参加する会場が決まったら、事前にホームページなどで情報を収集しておきましょう。
「立地」「収容人数」「挙式スタイル」「披露宴会場の雰囲気」「料理のジャンル」「料金プランの概要」などを把握しておくだけで、フェア当日の理解度が格段に上がります。
また、気になる演出や設備があれば、それについても事前に調べておくと、より具体的な質問ができます。
例えば、「この会場のチャペルは、バージンロードの長さはどれくらいだろう?」「この披露宴会場のスクリーンは、どのくらいの大きさかな?」といった疑問を解消しておくことで、当日のチェックポイントが明確になります。
ブライダルフェア当日に「見るべき」「聞くべき」ポイント
事前準備が整ったら、いよいよブライダルフェア当日です。
限られた時間の中で、後悔のない会場選びをするためには、「見るべきポイント」と「聞くべきポイント」をしっかりと押さえることが重要です。
担当者とのコミュニケーションを密にし、疑問点を解消しながら、ご自身の目で会場の魅力を確かめましょう。
会場全体の雰囲気と設備を五感で確かめる
フェア当日は、まず会場全体の雰囲気を五感で確かめましょう。
「建物全体のデザイン」「エントランスの印象」「挙式会場の清潔感や広さ」「披露宴会場の装飾や照明」など、写真だけでは分からない部分をじっくりと確認します。
特に、実際にゲストが過ごすことになる披露宴会場では、「テーブルの配置」「音響や照明の設備」「空調の効き具合」などもチェックしておきましょう。
また、お手洗いなどのゲスト用設備も、会場のホスピタリティを測る上で重要なポイントです。
料理の味と、アレルギー・苦手食材への対応を確認する
結婚式の料理は、ゲストへの大切なおもてなしです。
ブライダルフェアでは、試食会が開催されることが多いため、「料理の味」「盛り付けの美しさ」「提供されるコースの内容」などをしっかり吟味しましょう。
そして、ゲストの中にアレルギーや苦手な食材を持つ方がいないか、事前に会場側に確認しておくことも重要です。
「アレルギー対応は可能か」「苦手食材の変更は柔軟に対応してもらえるか」などを具体的に質問し、万が一の際の対応についても把握しておきましょう。
プランナーとの相性と、疑問点の解消
会場選びにおいて、担当してくれるプランナーとの相性は非常に重要です。
「こちらの要望をしっかりと聞いてくれるか」「親身になって相談に乗ってくれるか」「的確なアドバイスをくれるか」など、コミュニケーションを取りながら、信頼できるプランナーかどうかを見極めましょう。
また、事前にリストアップした疑問点や、フェア中に新たに生じた疑問点は、遠慮せずにすべて質問しましょう。
「料金プランの詳細」「空き日程の確認」「持ち込み料について」「キャンセルポリシー」など、気になることはすべてクリアにしておくことが、後々のトラブルを防ぐことに繋がります。
ブライダルフェア後、成約に向けて進めること
ブライダルフェアに参加して、気になった会場が見つかったら、次はその会場とご縁を結ぶためのステップに進みます。
フェアで得た情報をもとに、「本当にこの会場で良いのか」を冷静に判断し、後悔のない決断をすることが大切です。
持ち帰った資料を整理し、お二人で最終確認をする
フェアから持ち帰った資料は、後で見返せるようにきちんと整理しておきましょう。
会場のパンフレット、見積もり、写真、担当者から聞いた話などを、「会場ごとに」「項目ごとに」まとめておくと、比較検討しやすくなります。
そして、お二人でじっくりと話し合い、「当初の理想イメージに合っているか」「予算内で収まるか」「譲れない条件はクリアできているか」などを最終確認します。
迷った際は、フェア当日にお互いが感じたことや、気になった点を共有し、客観的な意見を交換することが大切です。
疑問点を再度質問し、見積もり内容を細かくチェックする
資料を整理し、お二人で話し合っていく中で、新たな疑問点が出てくることもあります。
その場合は、遠慮せずに会場に再度問い合わせましょう。
特に、見積もりについては、「どこまでが含まれていて、何がオプションなのか」を細かく確認することが重要です。
「装花、衣装、音響、映像、引き出物、ペーパーアイテム」など、項目ごとに料金の内訳をしっかりと把握し、不明な点は必ず質問しておきましょう。
後から追加料金が発生しないように、事前にすべてを確認しておくことが肝心です。
契約の判断と、次のステップへの準備
いくつかの会場を比較検討した結果、「ここで結婚式を挙げたい!」と思える会場が見つかったら、いよいよ契約に進みます。
契約を決める際には、「担当プランナーとの信頼関係」「会場の雰囲気」「料理」「予算」「空き日程」など、総合的に判断することが大切です。
もし、まだ迷いがある場合は、無理に即決せず、一度持ち帰って検討する時間をもらうことも可能です。
契約を決めたら、担当者と今後のスケジュールを確認し、「写真撮影」「衣装合わせ」「招待状の準備」など、次のステップへと進んでいきましょう。
まとめ
ブライダルフェアの準備は、3日前から計画的に進めることで、その効果を最大限に引き出すことができます。
理想の結婚式イメージの具体化、譲れない条件のリストアップ、そして気になる会場の情報収集といった事前準備をしっかりと行うことで、フェア当日はより有意義な時間となります。
フェア当日は、会場の雰囲気や設備を五感で確かめ、料理の味やアレルギー対応を確認し、プランナーとの相性や疑問点の解消に努めましょう。
フェア後も、持ち帰った資料の整理やお二人での最終確認、見積もり内容の細かなチェックなどを丁寧に行うことで、後悔のない会場選びに繋がります。
この超実践ロードマップを参考に、あなたにとって最高の結婚式場を見つけてください。