結婚式の着席までの流れと受付でのスマートなふるまい、芳名帳記入のコツ紹介

結婚式のゲストとして招かれた際、スムーズに着席し、受付をスマートに済ませることは、お祝いの気持ちを形にする大切なマナーです。
この記事では、会場に到着してから自分の席に着くまでの流れを丁寧に解説し、受付での立ち振る舞いや芳名帳への記入のコツまで、知っておくと安心できる情報をお届けします。
結婚式当日は、緊張や興奮で普段通りにいかないことも。
事前に流れを把握し、自信を持って臨みましょう。

目次

結婚式当日、スムーズに着席までの流れと知っておきたいエチケット

結婚式に招待された際、会場に到着してから自分の席に着くまでの間には、いくつかのステップがあります。
それぞれの段階で、どのような行動をとるべきか、また、どのような点に注意すれば良いのかを知っておくことで、落ち着いて行動でき、新郎新婦にも喜ばれるゲストとなります。

会場到着から披露宴開始までの過ごし方

結婚式会場に到着したら、まずは落ち着いて周囲の状況を把握しましょう。
多くの結婚式場では、入り口付近に案内係の方が立っています。
迷った場合は、遠慮なく声をかけて、受付の場所や、控室(待合室)の場所などを確認してください。
受付がまだ始まっていない場合は、指定された控室で待機するのが一般的です。
控室では、他のゲストと談笑したり、式次第を確認したりして過ごします。
お手洗いに行っておきたい場合は、このタイミングで済ませておくのがおすすめです。
また、携帯電話はマナーモードに設定し、式中や披露宴中に着信音が鳴らないように注意しましょう。
新郎新婦の親族や友人など、事前に顔見知りの方がいれば、挨拶を交わすのも良いでしょう。
ただし、新郎新婦は直前まで忙しくしていることが多いので、過度な声かけは控えるのが賢明です。
会場によっては、ウェルカムドリンクが用意されていることもあります。
リラックスして、これから始まるお祝いのひとときを心待ちにしましょう。
会場の雰囲気を楽しみながら、落ち着いた時間を過ごすことが、スマートな立ち振る舞いの第一歩です。

披露宴会場への案内と着席のタイミング

披露宴開始時刻が近づくと、会場スタッフから披露宴会場への案内が始まります。
多くの場合、受付を済ませたゲストは、席次表を受け取り、自分の名前が記載された席を探して着席します。
席次表は、誰がどこに座るのかを示す大切なものです。
自分の名前と席を確認し、迷った場合は、近くのスタッフに尋ねると親切に教えてくれます。
席に着いたら、まずは周囲のゲストに軽く会釈をすると、和やかな雰囲気が生まれます。
携帯電話は再度マナーモードになっているか確認し、バッグやポケットにしまっておきましょう。
席には、メニュー表や席札が置かれていることが多いです。
席札には、自分の名前が書かれており、新郎新婦からのメッセージが添えられていることもあります。
席に着いたら、すぐにスマートフォンを操作するのではなく、まずは周囲に配慮し、静かに開宴を待つ姿勢が大切です。
披露宴が始まると、司会者のアナウンスや新郎新婦の入場など、注目すべきイベントが続きます。
周りのゲストの迷惑にならないよう、静かに着席して、お祝いの言葉を心の中で送りましょう。
もし、自分の席が分からない、または隣に誰が座るか気になる場合は、事前に新郎新婦や幹事に確認しておくと、当日スムーズに過ごせます。

受付でのスマートなふるまいと芳名帳記入のコツ

結婚式の受付は、ゲストが最初に新郎新婦やそのご家族と接する機会であり、第一印象を左右する重要な場面です。
スムーズで丁寧な対応は、お祝いの気持ちを伝えるだけでなく、会場全体の雰囲気にも良い影響を与えます。

受付係への感謝とスムーズな手続き

受付係は、新郎新婦の大切な友人や親族であることがほとんどです。
まずは、受付係の方に「本日はおめでとうございます」といったお祝いの言葉を伝え、感謝の気持ちを示しましょう。
受付係は、ゲストの受付、ご祝儀の受け取り、席次表の配布など、多くの業務を一人または数名でこなしています。
スムーズに手続きを進めるために、ご祝儀は事前に袱紗(ふくさ)に包んでおき、すぐに取り出せるように準備しておきましょう。
受付係から席次表を受け取る際は、丁寧に受け取り、すぐに確認します。
もし、席次表に自分の名前が見当たらない、または理解できない場合は、慌てずに受付係に尋ねましょう。
ただし、他のゲストの対応で忙しそうにしている場合は、少し時間を置いてから尋ねる配慮も必要です。
受付係への対応は、終始笑顔で、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
感謝の気持ちを伝えることで、受付係の方も気持ちよく対応してくれるはずです。
また、受付で渡される控え(席札など)は、紛失しないように大切に保管しましょう。

芳名帳記入のポイントとマナー

芳名帳は、結婚式に参列したゲストの名前と連絡先を記録するための大切なものです。
後日、新郎新婦がお礼状を送る際などに利用されます。
この芳名帳に記入する際にも、いくつかのポイントとマナーがあります。
まず、氏名は、丁寧で読みやすい字で記入することが基本です。
特に、新郎新婦やご両親に失礼のないよう、心を込めて書きましょう。
ボールペンが用意されていることが多いですが、万年筆やサインペンなど、書きやすい筆記用具があれば、それを使用しても問題ありません。
ただし、鉛筆での記入は避けましょう。
住所や電話番号などの連絡先も、正確に記入します。
これは、後日お礼状を送るためだけでなく、万が一の際の連絡手段としても重要だからです。
もし、芳名帳に「ゲストとの関係」などを記入する欄がある場合は、新郎新婦との関係性を簡潔に記入します。
例えば、「友人」「大学の同級生」「職場の同僚」などです。
「関係性」の欄は、新郎新婦がゲストを把握する手がかりになるため、できるだけ具体的に書くと喜ばれます。
また、当日、芳名帳に記入するのを忘れてしまった場合は、後日、新郎新婦に直接連絡をして、伝えたい旨を伝えるようにしましょう。

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