大切なご家族やご友人の結婚式にお子様と一緒に出席されるご予定、おめでとうございます!晴れの舞台に、可愛い我が子もとびきりおしゃれさせてあげたいですよね。
特に1歳頃のお子様の場合、髪の毛の量や質も様々で、「どんなアレンジができるかな?」「じっとしていられないけど大丈夫?」と、ヘアアレンジに悩むママも多いのではないでしょうか。
でも安心してください。
1歳児向けの簡単&可愛い結婚式ヘアアレンジ方法は、ちょっとしたコツを知っていれば、不器用さんでも短時間で仕上げることができます。
この記事では、1歳のお子様の髪質や状態に合わせた、結婚式にぴったりのヘアアレンジの基本から、さらに可愛く見せるアイデアまで、具体的な方法をご紹介します。
読むだけで「これならできそう!」と自信が持てるはず。
ぜひ最後まで読んで、お子様との結婚式を最高の思い出にしてくださいね。
1歳児の結婚式ヘアアレンジ 基本の考え方
なぜ1歳児のヘアアレンジは難しい?知っておきたいポイント
1歳頃のお子様の髪の毛は、個人差が大きいとはいえ、大人の髪とは全く異なります。
多くの場合、細くて柔らかく、量も全体的に少ない傾向があります。
さらに、生え揃い方もまばらだったり、ツルツルとしていてまとまりにくかったりすることも珍しくありません。
これが、ヘアアレンジを難しく感じる大きな要因の一つです。
例えば、一生懸命結んでもすぐに毛先がぴょんと出てきてしまったり、細い髪が絡みやすかったりします。
そして何より大変なのが、この時期のお子様はとにかく動き回るということ。
ヘアアレンジの最中にじっとしているのが難しく、少しでも嫌がるとすぐに手で払ってしまったり、ゴムやピンを触ってしまったりします。
これがママにとっては時間との戦いになりますよね。
結婚式当日は、お子様の準備だけでなく、ご自身の準備や移動などもあって時間がない中で仕上げる必要があります。
だからこそ、いかに短時間で、お子様が嫌がらずにできるか、そして崩れにくいかという点が、1歳児のヘアアレンジでは非常に重要になります。
無理強いはせず、お子様の機嫌を見ながら、安全第一で行うことを心がけましょう。
例えば、お気に入りのおもちゃや動画を見せながら行う、おやつで釣る(笑)、など、我が子に合った「気をそらす作戦」を事前に考えておくのも良い方法です。
結婚式にふさわしいアレンジの選び方
結婚式という特別な場にふさわしいヘアアレンジを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
まず大切なのは、上品で清潔感があること。
お子様とはいえ、フォーマルな服装に合わせて、きちんと感のあるスタイルを目指しましょう。
とは言え、あまりにも複雑なアレンジは、お子様が嫌がったり、すぐに崩れてしまったりする原因になります。
簡単でありながらも、華やかさや可愛らしさをプラスできるようなアレンジが理想的です。
例えば、シンプルな結び方でも、飾り付け次第でぐっとおめかし感が出ます。
また、写真撮影の機会も多いので、どの角度から見ても可愛い、写真映えするスタイルを選ぶのも楽しいですね。
お子様の髪の量や長さに合わせて、無理のない範囲でできるアレンジを選びましょう。
髪が短くても、前髪や耳周りを少し整えるだけでも印象は変わります。
何よりも、お子様自身が快適に過ごせるアレンジであること、これが一番大切です。
締め付けがきつすぎたり、重たい飾りをつけたりすると、お子様が不機嫌になってしまう可能性もあります。
お子様の負担にならない、軽やかで自然な仕上がりを心がけましょう。
服装とのバランスも忘れずにチェックしてください。
例えば、フリルの多い可愛らしいドレスなら、少し甘めのヘアスタイル、シンプルなワンピースなら、上品なヘアスタイルなど、全体のコーディネートを考えてアレンジを決めると、より一層素敵になります。
事前に準備しておきたいアイテム
1歳児のヘアアレンジをスムーズに行うためには、事前の準備が鍵となります。
まず必須なのは、小さくて細い赤ちゃん用のヘアゴムです。
特にシリコン製のものは滑りにくく、細い髪でもしっかり留められるのでおすすめです。
絡まりにくい加工がされているものを選ぶと、外すときも楽です。
次に、お子様の髪質に合ったブラシやコーム。
優しくとかせる柔らかい素材のものを選びましょう。
アレンジによっては、少量の赤ちゃん用ワックスやヘアスプレーがあると、まとまりやすくなったり、崩れにくくなったりします。
大人のものだと成分が強すぎる可能性があるため、必ず赤ちゃん用、またはオーガニックなど肌に優しい成分のものを選んでください。
そして、可愛さをプラスするためのヘアアクセサリー。
クリップ、ヘアゴムに飾りがついたもの、ヘアバンド、カチューシャなど、様々な種類があります。
ただし、誤飲の危険がないか、飾りが取れやすくないか、尖った部分がないかなど、安全性をしっかり確認することが最も重要です。
また、当日バタバタしないように、これらのアイテムはまとめてポーチなどに入れておくと便利です。
さらに、アレンジの練習もしておくと安心です。
ぶっつけ本番ではなく、事前に何度か試しておけば、お子様も慣れますし、ママも手際よくできるようになります。
練習の際には、お子様がご機嫌な時間帯を選び、短時間で済ませるように心がけましょう。
必要なものをリストアップし、前日までに全て揃っているか確認しておくと、当日の朝慌てずに済みます。
不器用さんでも大丈夫!簡単なのに可愛い基本のアレンジ
短時間でできる!ピンを使わないシンプルアレンジ
「ヘアアレンジは苦手…」「うちの子、ピンをすぐ触っちゃう!」というママでも大丈夫。
1歳児のヘアアレンジは、実はピンを使わなくても十分可愛く仕上がります。
最も簡単なのは、ツインテールやミニポニーテールです。
まだ髪が短い場合でも、耳の高さや少し高めの位置でちょこんと結ぶだけで、それだけでとってもキュートになります。
特に、頭頂部や耳の少し上の位置で小さく結ぶ「ちょんまげ」スタイルは、髪の量が少ないお子様でも挑戦しやすく、写真映えも抜群です。
結ぶ際には、髪を一度軽く湿らせたり、少量の赤ちゃん用ワックスを手に馴染ませてから行うと、細い毛がまとまりやすくなります。
ゴムで結ぶだけのシンプルさは、お子様がじっとしていられない場合でも、短時間でサッと仕上げられる大きなメリットです。
前髪が長い場合は、左右に分けて小さく結んだり、ポンパドール風に少しだけ上げてピンなしのクリップで留めたりするだけでも顔周りがスッキリして可愛らしくなります。
これらの基本アレンジは、準備するものがゴムだけで済む手軽さも魅力です。
もし髪の毛がとても細くて結びにくい場合は、シリコンゴムを二重にしたり、結びたい部分の髪をねじってからゴムで留めたりすると、よりしっかりと固定できます。
ゴムの色をカラフルにしたり、飾りのついたゴムを使ったりするだけでも、特別感が演出できます。
結び目にリボンを結ぶのも簡単で可愛いアイデアです。
シンプルなアレンジだからこそ、飾り付けで個性を出すことができます。
髪の毛が少なくてもOK!映えるプラスワンテクニック
「うちの子、本当に髪が少なくて…」と悩んでいるママも諦めないでください。
髪の毛が少ないお子様でも、結婚式にぴったりの華やかで可愛いヘアアレンジは可能です。
むしろ、髪が少ないことによるメリットもあります。
例えば、髪が軽くて絡まりにくい、ヘアアクセサリーがずれにくいなどです。
髪が少ない場合は、結ぶのではなく、ヘアアクセサリーを主役にするのがおすすめです。
可愛いヘアバンドやカチューシャは、頭にサッと付けるだけで一気に華やかな印象になります。
特に、お花やリボン、チュールなどが付いたデザインは、結婚式にぴったりです。
ただし、締め付けがきつすぎないか、お子様が嫌がらないかを確認して選びましょう。
また、小さめのヘアクリップを複数使うのも可愛いテクニックです。
前髪を左右に分け、それぞれをねじって小さなクリップで留めたり、耳の上やこめかみ辺りにちょこんと飾りのついたクリップを付けたりするだけで、顔周りが明るくなります。
パッチンピンよりも、滑り止めが付いたタイプのクリップの方が、細い髪でもずれにくくおすすめです。
さらに、髪の毛が短い場合でも、細いゴムで髪を少しずつ取り、たくさん結んでいく「玉ねぎヘア風」のミニバージョンも可愛いです。
全体をいくつかに分けて、小さな玉を作るように結んでいくと、まるで髪がたくさんあるように見えてボリューム感が出ます。
結び目に小さな飾りの付いたゴムを使うと、さらに可愛さがアップします。
前髪や顔周りの短い毛をピンで留める代わりに、赤ちゃん用のワックスで軽く固めて整えるだけでも、すっきりとした印象になります。
髪が少ないからこそ、アクセサリーやちょっとした工夫で、無限の可愛さを引き出すことができるのです。
ちょっと凝って見せる!くるりんぱやミニお団子アレンジ
もう少しだけアレンジに挑戦したい!というママにおすすめなのが、くるりんぱやミニお団子を取り入れたスタイルです。
これらのアレンジも、1歳児向けに工夫すれば、不器用さんでも意外と簡単にできます。
まず、くるりんぱですが、大人のように複雑なものは難しいので、耳の上や頭頂部など、髪を少量だけ取って行うミニくるりんぱから挑戦してみましょう。
結んだ毛束を割って、上から下に通すだけ。
これだけでも、いつもの結び方がちょっと凝ったように見えます。
もし髪が短くてくるりんぱが難しい場合は、くるりんぱ風に見えるように、毛束をねじってから結び目に巻き付けるだけでも、似たようなニュアンスが出せます。
ミニお団子は、耳の上や頭頂部など、崩れにくい位置に小さく作るのがポイントです。
髪を一つに結び、毛先をゴムの根元に巻き付けてピンで留める代わりに、毛先をゴムに通しきらずに輪っかを作る方法が簡単です。
お団子が崩れそうな場合は、その上からヘアバンドやクリップでカバーすると、可愛くごまかせます。
我が家では、娘の細い髪でお団子を作るとすぐに毛が出てきてしまうので、お団子の周りに細いリボンを巻き付けたり、大きめのヘアクリップを飾りとして留めたりして、崩れを隠しつつ可愛く見せる工夫をしています。
これらのアレンジは、事前にゴムで結んでから行うと、髪が散らばらずに作業しやすくなります。
また、お子様が動き回ることを想定して、使うゴムやピンは最小限に抑えるのが成功の秘訣です。
もしピンを使う場合は、アメリカピンなど、外れにくく目立たないものを選び、お子様が触れないようにしっかりと固定しましょう。
そして、アレンジに時間がかかりすぎるとお子様が飽きてしまうので、手際よく、できれば5分以内で仕上げることを目標にすると良いでしょう。
少し崩れても「これも愛嬌!」と思える心のゆとりも大切です。
さらに可愛さアップ!結婚式にぴったりの飾り付けアイデア
失敗しない!ヘアアクセサリーの選び方と付け方
ヘアアクセサリーは、1歳児のヘアアレンジを結婚式仕様に格上げしてくれる魔法のアイテムです。
しかし、選び方と付け方を間違えると、お子様が嫌がったり、すぐに取れてしまったり、最悪の場合は誤飲の危険性も伴います。
まず、最も重要なのは安全性です。
飾りのパーツが小さすぎないか、簡単に取れてしまわないか、尖った部分がないかなど、必ず確認しましょう。
誤飲の可能性がある小さなパーツが付いているものや、接着剤が剥がれやすいものは避けてください。
次に、軽さです。
重たいアクセサリーは、お子様の頭皮に負担をかけたり、すぐにずれ落ちてしまったりします。
軽くて柔らかい素材のものを選びましょう。
ずれにくさも重要なポイントです。
特に髪の毛が細いお子様の場合は、滑り止めが付いたクリップや、しっかりフィットするヘアバンドなどがおすすめです。
付ける位置にもコツがあります。
例えば、ツインテールやポニーテールの結び目に飾りのついたゴムを使うのは、簡単で確実に可愛く見せる方法です。
前髪の分け目や、耳の少し上の位置に小さなクリップやリボンをちょこんと付けると、顔周りが華やぎます。
ヘアバンドやカチューシャは、頭にフィットするものを選び、耳にかからないように付けると、お子様も気になりにくいでしょう。
付ける前にお子様に一度見せて、「可愛いね」と声をかけながら付けると、スムーズにいくことがあります。
もし嫌がってしまったら、無理強いせず、諦める勇気も必要です。
別のアクセサリーに変えてみたり、いっそアクセサリーなしでシンプルにしたりしても、お子様が笑顔でいられるのが一番です。
複数のアクセサリーを重ね付けするのも可愛いですが、付けすぎると重たく見えたり、お子様が気にして触ってしまったりするので、バランスを見ながら控えめに付けるのがおすすめです。
手作りも素敵!特別な日のための飾り付け
市販のヘアアクセサリーも豊富で素敵ですが、結婚式という特別な日のために、ママが手作りした飾り付けも思い出に残っておすすめです。
手作りと言っても、難しいものは必要ありません。
例えば、お気に入りのリボンやレースを使って、ヘアゴムやクリップに付けるだけでも、世界に一つだけの可愛いアクセサリーが完成します。
布用の接着剤やグルーガンを使えば、針と糸を使わずに簡単に貼り付けることができます。
フェルトやサテン生地で小さなお花やモチーフを作り、それをヘアゴムやクリップに貼り付けるのも簡単で可愛らしいアイデアです。
例えば、白いフェルトで小さなバラを作って、緑のフェルトで葉っぱを添え、それをヘアピンに付けるだけでも、上品で華やかな印象になります。
シンプルなヘアバンドに、パールやビーズ、チュールなどを縫い付けたり貼り付けたりするのも素敵です。
ただし、繰り返しになりますが、小さなパーツが取れて誤飲しないように、しっかりと固定することが最も重要です。
特にビーズやパールは、お子様が口に入れてしまう可能性があるので、使用する際は細心の注意を払い、しっかりと縫い付けるか、取れないように何度も接着剤で補強するようにしましょう。
完成したら、引っ張ってみたり、振ってみたりして、パーツが取れないか必ず確認してください。
手作りアクセサリーの魅力は、お子様の衣装の色やデザインに合わせて、ぴったりのものを作れることです。
例えば、ドレスに使われているレースと同じものを使ったり、ドレスの差し色に合わせたリボンを選んだりすると、全体の統一感が増して、よりおしゃれに見えます。
お子様と一緒に生地やリボンを選ぶ時間も、楽しい思い出になります。
手作りは時間と手間はかかりますが、「ママが私のために作ってくれたんだ」という温かい気持ちが、写真にもきっと写り込むはずです。
簡単なものから挑戦して、少しずつレベルアップしていくのも楽しいですね。
長時間キープするための最後の仕上げ
せっかく可愛くアレンジしても、結婚式の途中で崩れてしまっては残念ですよね。
1歳児のヘアアレンジをできるだけ長時間キープするためには、最後の仕上げが大切です。
まず、アレンジを始める前に、髪全体を軽く湿らせておくと、まとまりやすくなり、アレンジ中の毛の飛び出しを防ぐことができます。
アレンジ後は、少量の赤ちゃん用ヘアスプレーやワックスを手に馴染ませてから、浮いている毛やアホ毛を優しく押さえるように整えると、格段に崩れにくくなります。
ただし、つけすぎると髪がパリパリになったり、お子様の肌に刺激になったりする可能性があるので、本当に少量に留めてください。
特に、顔周りや襟足など、動きによって崩れやすい部分を中心に使うのが効果的です。
ヘアアクセサリーを付ける位置も重要です。
お子様が自分で触りにくい、少し高めの位置や、耳の少し後ろあたりに付けると、取れにくい傾向があります。
また、クリップの場合は、毛束をしっかりと挟めるものを選ぶこと、ヘアゴムの場合は、結び目にしっかりと固定することを意識しましょう。
結婚式中は、お子様が走り回ったり、お昼寝をしたり、飲み物を飲んだり…様々な動きをします。
多少の崩れは避けられないと割り切ることも大切です。
完璧を求めすぎず、「可愛い瞬間が写真に写ればOK!」くらいの気持ちでいると、ママも楽な気持ちでいられます。
もし途中で崩れてしまっても、お直し用のヘアゴムやクリップをバッグに忍ばせておけば、お手洗いの時間などにサッと直すことができます。
一番崩れやすいのは、お子様が頭を振ったり、どこかに擦り付けたりしたときです。
移動中や、椅子に座っているときなど、できるだけ頭に触らないように促したり、目を離さないようにしたりするのも、崩れを防ぐ一つの方法です。
そして、もし大きく崩れてしまっても、それはそれで自然で可愛いこともあります。
お子様が笑顔で結婚式を楽しんでくれることが、何よりも素敵なアレンジです。
まとめ
1歳のお子様を連れての結婚式出席は、準備も当日の進行も何かと大変ですが、お子様の可愛いヘアアレンジは、家族にとって忘れられない素敵な思い出になります。
髪の量や質、そして何よりじっとしていられないという1歳児ならではの難しさもありますが、今回ご紹介したような簡単で可愛いヘアアレンジ方法なら、不器用なママでもきっと挑戦できるはずです。
大切なのは、お子様の安全と快適さを第一に考えること。
無理強いせず、お子様のペースに合わせて、楽しみながらアレンジしてあげてください。
シンプルな結び方でも、可愛いヘアアクセサリーをプラスしたり、ちょっとした工夫を加えたりするだけで、結婚式という特別な日にふさわしい華やかなスタイルが完成します。
事前の準備や練習、そして当日のお直しアイテムの携帯など、少しの準備で当日をスムーズに迎えられます。
手作りのアクセサリーを取り入れれば、さらに思い出深い一日になるでしょう。
多少崩れてしまっても大丈夫。
お子様が笑顔で、結婚式というお祝いの場を楽しんでくれることが一番です。
この記事が、皆さんの1歳のお子様の結婚式ヘアアレンジの参考になり、素敵な一日を過ごすためのお手伝いができれば幸いです。
お子様とご一緒に、笑顔あふれる素晴らしい結婚式になりますように!