結婚式のお呼ばれが決まったとき、まず気になるのがどんなヘアスタイルにしようかということではないでしょうか。
華やかさは欲しいけれど、美容院に行く時間がなかったり、自分で簡単にできたらいいなと思ったりしますよね。
そんな願いを叶えてくれるのが、ハーフアップです。
上品でどんな衣装にも合わせやすく、そして何より自分でアレンジしやすいのが魅力。
でも、「本当に自分でできるの？」「崩れないかな？」と不安に感じる方もいるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消し、簡単ハーフアップの結婚式ヘアアレンジ術を徹底的にご紹介します。
不器用さんでも大丈夫！基本から応用、一日中きれいをキープするコツまで、すぐに試せるテクニックをたっぷりお伝えしますので、ぜひ最後まで読んで、自信を持って結婚式当日を迎えてくださいね。
結婚式のお呼ばれヘアにハーフアップが選ばれる理由
結婚式という華やかな場では、いつもより少し特別なヘアアレンジで参加したいものです。
数あるヘアスタイルの中でも、ハーフアップはゲストの髪型として非常に人気があります。
その理由は、単に簡単だからというだけではありません。
結婚式という格式ある場にふさわしい上品さを持ち合わせつつ、華やかさも演出できる絶妙なバランス感覚にあります。
また、長時間に及ぶ結婚式のスケジュールの中でも、比較的崩れにくく、自分で簡単に手直しができるという実用的なメリットも大きいでしょう。
アップスタイルほどかっちりしすぎず、ダウンスタイルほどカジュアルにならないハーフアップは、まさに結婚式のお呼ばれにぴったりの万能スタイルと言えます。
友人や同僚、親族など、どのような立場で参列する場合でも、失礼なく好印象を与えられるのがハーフアップの強みです。
結婚式にふさわしい上品さと華やかさ
ハーフアップが結婚式のお呼ばれヘアとして支持される最大の理由の一つは、その上品さと華やかさのバランスです。
髪の上半分をまとめることで、顔周りがすっきりとし、清潔感と品のある印象を与えます。
一方で、下半分の髪はカールさせたり、動きを出したりすることで、適度な華やかさをプラスできます。
例えば、トップに少しボリュームを持たせたり、サイドからねじりや編み込みを加えたりするだけで、ぐっと洗練されたスタイルになります。
披露宴会場の雰囲気や、一緒に参列する方々の顔ぶれなど、場の空気に自然と馴染みながらも、お祝いの気持ちを表現するのにふさわしい華やかさを演出できるのです。
派手すぎず地味すぎない、まさに「ちょうどいい」華やかさが、結婚式というお祝いのシーンに最適なのです。
また、耳を出すスタイルにすれば、ピアスやイヤリングといったアクセサリーがより際立ち、顔周りをさらに明るく見せる効果も期待できます。
どんなスタイルにも合わせやすい万能性
ハーフアップは、着用するドレスやワンピース、さらには和装にも合わせやすいという驚くべき万能性を持っています。
例えば、フェミニンなレースのドレスには、ふんわりとカールさせた毛先と組み合わせた甘めのハーフアップがよく似合います。
シンプルなIラインのドレスには、タイトめにまとめて毛先をストレートにした、クールで都会的なハーフアップがおすすめです。
もし和装で参列する場合でも、伝統的なアップスタイルだけでなく、落ち着いた雰囲気のハーフアップを選ぶことで、現代的かつ上品な着こなしが可能です。
洋装・和装問わず、さらにキュート系からエレガント系、シンプル系まで、幅広いファッションスタイルに対応できる柔軟性は、ハーフアップならではの魅力です。
私は以前、友人の結婚式でシンプルなネイビーのドレスを着た際に、毛先を軽く内巻きにしただけのハーフアップにパールのバレッタを合わせたのですが、会場の雰囲気にも馴染みつつ、自分らしい上品さを演出できた経験があります。
どんな服装にも迷わず合わせられるのは、準備する側にとって大きな安心材料となります。
セルフアレンジのしやすさと崩れにくさ
結婚式当日は、美容院に行く時間がない、あるいは費用を抑えたいという方も多いでしょう。
ハーフアップは、そんな時にこそ真価を発揮するスタイルです。
髪全体をまとめ上げるアップスタイルに比べて、使うピンの数も少なく、複雑なテクニックを必要としないため、普段あまりヘアアレンジをしない方でも比較的簡単に挑戦できます。
基本の「くるりんぱ」や「ねじり」といった技法をマスターすれば、短時間でプロのような仕上がりに近づけることも可能です。
また、髪の上半分だけをまとめているため、全体の重みが分散され、一日中つけていても頭皮に負担がかかりにくく、崩れにくいというメリットもあります。
もちろん、動いたり風が吹いたりすれば多少の乱れは生じますが、下ろしている部分の髪はそのままなので、アップスタイルに比べて崩れが目立ちにくく、もし崩れてしまっても自分でサッと手直ししやすいのも嬉しいポイントです。
一度、自分でハーフアップを試してみた際に、最初は少し手間取りましたが、慣れてくると10分程度で仕上げられるようになり、結婚式当日も安心して自分でセットできました。
自分でできる！簡単ハーフアップの基本テクニック
自分で結婚式向けのハーフアップをしたいけれど、何から始めたらいいかわからない、不器用だから無理かも…と感じている方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です！基本となるテクニックをいくつかマスターすれば、驚くほど簡単に、そして短時間で素敵なハーフアップを作ることができます。
ここでお伝えするのは、特別な技術は不要な、誰でもすぐに実践できる基本の方法です。
まずは、アレンジを始める前の準備が大切。
使う道具を揃え、髪の状態を整えるだけで、仕上がりが格段に変わります。
そして、基本中の基本である「くるりんぱ」や、ピンやゴムだけでできるシンプルな方法を覚えて、セルフアレンジの第一歩を踏み出しましょう。
慣れてくれば、これらの基本テクニックを組み合わせることで、さらにバリエーション豊かなハーフアップを楽しむことも可能です。
準備しておきたい基本のアイテム
セルフでハーフアップに挑戦する際に、あらかじめ準備しておくと便利なアイテムがいくつかあります。
これらが揃っているかどうかで、アレンジのしやすさや仕上がりのクオリティが大きく変わってきます。
まず必須なのは、髪をまとめるためのヘアゴムです。
特に細くて目立ちにくいシリコンゴムは、くるりんぱやねじりアレンジの仮留めや、毛束を固定するのに重宝します。
色は髪色に近いものを選ぶと馴染みやすいでしょう。
次に、飾り付きのヘアゴムやバレッタ、ヘアクリップ、コームなどのヘアアクセサリー。
これらはゴムを隠したり、スタイルに華やかさを加えたりするのに使います。
そして、アメピンやUピンといったヘアピンも欠かせません。
アメピンは毛束を固定したり、落ちてくる短い髪を留めたりするのに、Uピンは毛先や飾りを固定したりするのに便利です。
ピンは髪色に合ったものを選ぶと隠しやすいです。
さらに、アレンジ前に髪を扱いやすくするためのスタイリング剤も準備しましょう。
ワックスやバームは髪にまとまりやツヤを与え、アレンジしやすくします。
仕上げにヘアスプレーがあると、スタイルを長時間キープできます。
私はいつも、ゴム、ピン、ワックス、スプレーは必ず用意しています。
特にシリコンゴムはいくつかあると安心です。
不器用さんでも安心！基本のくるりんぱアレンジ
簡単ハーフアップの代表格といえば、「くるりんぱ」を使ったアレンジです。
名前を聞いたことはあるけれど、自分でうまくできるか心配…という方もいるかもしれませんが、コツさえ掴めば本当に簡単です。
まず、耳より上の髪をまとめて後頭部で一つに結びます。
結んだ毛束の根元、ゴムのすぐ上の部分を左右に分け、そこに毛束を上から通し入れます。
毛束を下に引っ張ると、「くるん」とゴムが隠れてきれいな輪っかができます。
これが基本のくるりんぱです。
この時、結ぶ位置を少し高めにすると可愛らしい印象に、低めにすると大人っぽい印象になります。
より立体感を出すには、くるりんぱした後に、トップやくるりんぱした部分の毛束を指で少しずつ引き出して、ふんわりとさせるのがポイントです。
引き出す際は、一気に引っ張るのではなく、少量ずつバランスを見ながら行うと失敗しにくいです。
もし、くるりんぱの穴が小さくて毛束を通しにくい場合は、ゴムを少し緩めに結ぶか、ゴムのすぐ上ではなく
