結婚式にお呼ばれしたけれど、自分のミディアムヘアでどんなヘアアレンジができるのか悩んでいませんか？「長さが足りないかも」「自分でうまくできる自信がないな」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ご安心ください。
実はミディアムヘアは、アップスタイルからダウンスタイルまで、驚くほど幅広いアレンジが可能な万能な長さなんです。
美容院に行かなくても、ちょっとしたコツと簡単なテクニックを知っていれば、ミディアムヘアでも簡単にできる結婚式ヘアアレンジ方法はたくさんあります。
この記事では、不器用さんでも挑戦しやすいセルフアレンジの方法や、アレンジを一日中キープするための秘訣、そして周りと差がつくアクセサリー使いまで、結婚式お呼ばれにぴったりのヘアアレンジを詳しくご紹介します。
ぜひ参考にして、素敵な一日を最高のヘアスタイルで迎えてくださいね。
ミディアムヘアでも大丈夫！結婚式お呼ばれヘアアレンジの基本
ミディアムヘアがアレンジしやすい理由と準備
ミディアムヘアは、鎖骨くらいの長さから肩甲骨にかかるくらいの長さの髪を指しますが、この長さがヘアアレンジにおいて非常に扱いやすいことをご存知でしょうか。
ロングヘアのように髪の重さでアレンジが崩れにくく、ショートヘアよりもまとめやすいため、アップスタイルもハーフアップもダウンスタイルも、バランス良く挑戦できるのが最大の魅力です。
特に、最近のミディアムヘアはレイヤーが入っているスタイルが多く、これがアレンジに自然な動きやボリュームを与えてくれるんです。
美容師さんから聞いた話ですが、ミディアムヘアは毛束を引き出しやすく、ルーズでこなれた雰囲気を出しやすいため、今っぽい結婚式ヘアアレンジにぴったりだそうですよ。
自分でアレンジする際も、毛束を少しずつ引き出す「引き出し」のテクニックが簡単に決まるので、初心者さんにもおすすめです。
セルフアレンジを始める前に、いくつか準備しておきたいものがあります。
まずは、髪全体をしっかりとブラッシングして絡まりをなくし、必要であればコテやアイロンで軽く巻いてベースを作っておくと、アレンジしやすくなります。
毛先だけ内巻きにしたり、全体をゆるくミックス巻きにしたりするだけで、髪に動きが出てまとまりやすくなります。
次に、ヘアピンやゴム、ワックスやバーム、ヘアスプレーなどのスタイリング剤を用意しましょう。
特にピンは、アメピンとUピンを数本ずつ用意しておくと便利です。
ゴムは細いシリコンゴムが目立たないのでおすすめです。
これらの基本アイテムを揃えて、髪を扱いやすい状態にしておくことが、簡単アレンジ成功の第一歩と言えます。
不器用さんでもできる！簡単セルフアレンジのコツ
「私は本当に不器用だから、自分でヘアアレンジなんて無理…」そう思っている方も、諦めるのはまだ早いです。
ミディアムヘアのセルフアレンジは、いくつかの簡単なコツさえ掴めば、誰でも素敵に仕上げることができます。
まず大切なのは、完璧を目指さないこと。
プロの美容師さんのような仕上がりを目指すのではなく、「ちょっと崩れているくらいが今っぽい」と考えると、気持ちが楽になりますよ。
基本のテクニックとして覚えておきたいのは、「くるりんぱ」と「ねじり」です。
この二つを組み合わせるだけで、驚くほどたくさんのアレンジができます。
例えば、ハーフアップにしてくるりんぱするだけでも可愛いですし、サイドの髪をねじって後ろでピンで留めるだけでも上品な印象になります。
また、ピンの使い方も重要です。
ピンがすぐに外れてしまう、うまく隠せないという方は、ピンの向きや差し方を少し変えてみましょう。
アメピンを使う際は、波打っている方を頭皮側にして、地肌に対して垂直に差し込み、少し傾けながら毛束をすくうようにすると、しっかりと固定できて外れにくくなります。
Uピンは、毛束をまとめた部分に差し込み、根元でくるっと回転させてから奥まで差し込むと、目立たずに固定できます。
さらに、アレンジ前に少量のワックスやバームを髪になじませておくと、髪がまとまりやすくなり、細かい毛が落ちてくるのを防げます。
スタイリング剤を味方につけることで、アレンジの難易度がぐっと下がり、崩れにくさもアップします。
不器用さんでも、これらの簡単なテクニックとアイテムを上手に使えば、素敵なセルフアレンジがきっと叶います。
人気の結婚式ミディアムヘアアレンジ【自分でできる簡単レシピ】
上品なまとめ髪！簡単シニヨン風アレンジのやり方
結婚式のお呼ばれヘアとして定番のシニヨンは、上品で落ち着いた印象を与えてくれるため、幅広い年代の方におすすめです。
ミディアムヘアでも、長さが足りないと思われがちですが、実は簡単な方法でふんわりとしたシニヨン風アレンジを作ることができます。
まず、髪全体を軽く巻いておくと、後で毛束を引き出したときに立体感が出やすくなります。
次に、耳より前の髪を少量残しておき、残りの髪を後頭部の好きな高さで一つに結びます。
きっちり結ばず、少しゆるめに結ぶのがポイントです。
結び目に指を通して穴を作り、毛先を上から通す「くるりんぱ」をします。
一度だけでなく、もう一度毛先を通して「ダブルくるりんぱ」にすると、結び目がよりしっかりして、ふんわり感も増します。
くるりんぱした毛束を二つに分け、それぞれをねじりながら結び目の根元に巻きつけてピンで固定します。
巻きつける毛束の量を調整したり、根元に全て巻きつけず、少し毛先を遊ばせるように留めたりすると、こなれた雰囲気になります。
最後に、最初に残しておいた耳前の髪をゆるく巻いて、顔まわりに自然な後れ毛を作りましょう。
後れ毛は少量にするのが上品に見せるコツです。
全体的にバランスを見ながら、トップやサイドの毛束を少しずつ引き出して、ふんわりとしたシルエットに整えれば完成です。
このシニヨン風アレンジは、崩れにくさも魅力で、お辞儀をしたり、食事をしたりする際も安心です。
もし、どうしても短い毛が落ちてきてしまう場合は、ハードスプレーを指先に少量つけて、気になる部分を軽く押さえるようにすると良いでしょう。
華やかさをプラス！ツイスト＆くるりんぱ活用アレンジ
ミディアムヘアで華やかさを出したいなら、ツイスト（ねじり）とくるりんぱを組み合わせたアレンジがおすすめです。
編み込みが苦手な方でも、ツイストとくるりんぱなら簡単に「編み込み風」の凝ったスタイルを作ることができます。
例えば、サイドの髪を使ったハーフアップアレンジです。
まず、髪全体をゆるく巻いておきます。
次に、顔まわりの髪を少し残し、耳より前の髪を左右それぞれ少量取ります。
取った毛束を二つに分け、毛先までしっかりとねじっていきます。
ねじった毛束を後ろに持っていき、後頭部の中心あたりで一つに結びます。
この結び目をくるりんぱします。
反対側の毛束も同様にねじり、くるりんぱした毛束の上に重ねてピンで固定します。
この時、ねじった毛束を少し引き出してルーズ感を出すと、より華やかになります。
さらに、結び目の下の残りの髪を、左右から少量ずつ取り、それぞれをねじって、最初の結び目の下にピンで留めていくと、より複雑な編み込みのように見えます。
ツイストする毛束の量や、引き出す量を変えるだけで、雰囲気を変えることができます。
例えば、細かくツイストして少量ずつ引き出すと繊細な印象に、太めの毛束で大きくツイストして大胆に引き出すと華やかな印象になります。
くるりんぱとツイストは、慣れると鏡を見なくても感覚でできるようになるので、練習する価値は大いにあります。
仕上げに、顔まわりに残しておいた髪をゆるく巻いて、全体のバランスを整えましょう。
このアレンジは、ダウンスタイルでも、残りの髪をまとめてアップスタイルにしても素敵です。
アレンジをさらに素敵に！仕上げのポイントと注意点
崩れないためのスタイリング剤とアクセサリーの使い方
せっかく綺麗にアレンジしても、時間が経つと崩れてきてしまうのは避けたいですよね。
結婚式という特別な日を一日中楽しむためには、崩れにくい工夫が必要です。
その鍵を握るのが、スタイリング剤とヘアアクセサリーの賢い使い方です。
まず、スタイリング剤ですが、アレンジ前に髪全体に軽めのワックスやバームをなじませておくと、髪にまとまりが出て扱いやすくなります。
特に、ミディアムヘアで短い毛が落ちやすい方は、毛先や表面に薄くつけておくと、ぴょんぴょん跳ねるのを防げます。
ただし、つけすぎると髪が重くなり、かえって崩れやすくなることもあるので、少量から試してください。
アレンジが完成したら、ヘアスプレーでしっかりとキープしましょう。
ハードタイプのスプレーを、アレンジ全体にムラなく吹きかけます。
この時、髪から少し離して（30cm程度）円を描くようにかけると、一部分に固まりすぎず、自然な仕上がりになります。
内側からも軽くスプレーすると、より崩れにくくなりますよ。
次に、ヘアアクセサリーですが、これもただ飾るだけでなく、アレンジを固定する役割も果たしてくれます。
特に、コームタイプのアクセサリーは、アレンジの境目やピンで留めた部分に差し込むことで、ピンの外れを防ぎつつ華やかさをプラスできます。
バレッタやクリップは、飾りとしてだけでなく、落ちてきそうな毛束をさりげなく留めるのにも使えます。
アクセサリーを選ぶ際は、結婚式の格式や自分の服装、アレンジの雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。
昼間の式ならパールやビジューの控えめなもの、夜のパーティーなら少し華やかなものなど、シーンに合わせて選びましょう。
また、大きすぎるアクセサリーはミディアムヘアのアレンジにはバランスが取りにくい場合があるので、小ぶりなものや、いくつか組み合わせて使うのがおすすめです。
当日慌てない！事前準備と練習のすすめ
結婚式当日は何かとバタバタするもの。
ヘアアレンジに時間をかけすぎて遅刻してしまったり、焦って失敗してしまったりするのは避けたいですよね。
前日までにしっかりと事前準備と練習をしておくことで、当日は心に余裕を持って臨むことができます。
まずは、使用する道具やスタイリング剤、アクセサリーなどを全てまとめて準備しておきましょう。
当日になって「あれがない！」と慌てなくて
