結婚氏のフォトジェニックなウェルカムスペースの作り方とテイスト別飾り付け例を紹介

目次

結婚式のフォトジェニックなウェルカムスペースの作り方とテイスト別飾り付け例

結婚式という人生の特別な日、ゲストを最初にお迎えするウェルカムスペースは、二人のセンスを光らせる大切な空間です。
思わず「わぁ!」と声が漏れるような、フォトジェニックで心に残るウェルカムスペースを創り出すための秘訣と、様々なテイストに合わせた具体的な飾り付けアイデアをご紹介します。
ゲストが会場に入った瞬間に、二人の世界観に引き込まれるような、そんな素敵な空間を一緒に作り上げていきましょう。

洗練された印象を与える!「上品&クラシック」テイストのウェルカムスペース

上品でクラシックなウェルカムスペースは、時を経ても色褪せない美しさが魅力です。
落ち着いた色合いと上質な素材を組み合わせることで、洗練された大人の雰囲気を演出できます。
このテイストでは、新郎新婦の歴史を感じさせるアイテムや、格式高い装飾を効果的に取り入れることがポイントとなります。

まず、ウェルカムボードは、筆記体で新郎新婦の名前と挙式日を記した、エレガントなデザインを選びましょう。
素材は木製やアンティーク調のフレームに入ったものがおすすめです。
ボードの周りには、淡いピンクやアイボリー、シャンパンゴールドといった上品な色のバラやアジサイなどの生花をあしらいます。
生花ならではの繊細な色合いと香りが、空間に深みを与えてくれます

写真の飾り方にもこだわりましょう。
二人の思い出の写真を、アンティーク調のフォトフレームに複数飾ります。
モノクロ写真とセピア色の写真を組み合わせることで、より一層クラシックな雰囲気を醸し出すことができます。
写真の配置は、高低差をつけたり、フレームの大きさを変えたりすることで、単調にならず奥行きのあるディスプレイになります。

さらに、ゲストがメッセージを書き込めるような、ゲストブックも重要なアイテムです。
洋書のようなデザインのゲストブックや、羽ペンを用意すると、より一層クラシックな雰囲気が高まります。
ゲストブックの隣には、小さなアンティーク調の鍵や、ビンテージのペン立てなどを添えると、細部までこだわった演出が可能です。

照明も、ウェルカムスペースの雰囲気を大きく左右します。
間接照明やキャンドルライトを効果的に使用し、温かみのある柔らかな光で空間を包み込みましょう。
キラキラとしたシャンデリアや、上品なデザインのフロアランプを配置するのも素敵です。

オリジナルのアイデアとしては、新郎新婦が初めてデートした場所や、プロポーズの場所をイメージした小物をさりげなく飾ってみるのも良いでしょう。
例えば、初めてのデートが海辺だったなら、貝殻やシーグラスを飾ったり、プロポーズが星空の下だったなら、星モチーフのキャンドルホルダーを置いたりすることで、二人のストーリーがより深くゲストに伝わります。
また、新婦の祖母から譲り受けたレースのハンカチや、新郎が学生時代に使用していた万年筆などを展示することで、家族の絆や新郎新婦のルーツを感じさせる、温かくも格式高い空間を創り出すことができます。

ナチュラルで温かい!「ボタニカル&カントリー」テイストのウェルカムスペース

ボタニカル&カントリーテイストは、自然の素材をふんだんに使い、温かくアットホームな雰囲気を演出するのにぴったりです。
緑や木、そして温かみのある素材を組み合わせることで、ゲストがリラックスできる空間を作り出します。
このテイストでは、手作り感や、季節感を取り入れることが、より一層魅力を引き出します。

ウェルカムボードは、木製のイーゼルに、手書き風のフォントで新郎新婦の名前と挙式日を記したものがおすすめです。
ボードの周りには、グリーンをたっぷり使い、ユーカリやアイビーなどの葉物を中心に、小ぶりな野花やドライフラワーを散りばめます。
ナチュラルな色合いの花材を選ぶことで、より一層自然な雰囲気が強調されます

写真の飾り方としては、木製のクリップで麻ひもに吊るしたり、流木に飾ったりするなど、ラフで自由なスタイルが似合います。
二人の自然な笑顔の写真や、アウトドアでの思い出の写真を飾ると、より一層ボタニカル&カントリーの雰囲気にマッチします。

ゲストブックは、クラフト紙のノートや、木製のボードにゲストがメッセージを書き込めるタイプを選びましょう。
ボードの周りには、小さな多肉植物や、木の実などを添えると、可愛らしいアクセントになります。

空間には、麻やジュート素材のテーブルクロスやランチョンマットを使用し、温かみのある木製の小物や、陶器のフラワーベースなどを配置します。
キャンドルホルダーには、ガラス製のものや、木製のものを使い、温かい光を灯しましょう。

オリジナルのアイデアとしては、会場の近くに自然がたくさんある場所があれば、そこからインスピレーションを得た装飾を取り入れるのがおすすめです。
例えば、会場が森の中であれば、苔や枝、松ぼっくりなどを飾ったり、海辺であれば、流木や貝殻をアクセントにしたりします。
また、新郎新婦の出身地の特産品や、思い出の場所に関連するモチーフをさりげなく飾るのも、ユニークで心温まる演出となります。
例えば、新郎が農業に携わっているなら、小さな収穫物や、古びた農具をイメージした小物を添える、といった具合です。
手作りのウェルカムドールや、手作りのガーランドなどを飾ることで、二人の愛情がこもった、よりパーソナルな空間を演出できます。

ウェルカムスペースを彩る!フォトジェニックなアイテム選びのコツ

フォトジェニックなウェルカムスペースを作るためには、単に飾りを並べるだけでなく、写真映えするアイテム選びと、それらを効果的に配置するテクニックが重要です。
ゲストが思わずカメラを向けたくなるような、魅力的な空間作りのためのコツをご紹介します。

まず、「テーマカラー」と「テイスト」を統一することが、最も基本的ながらも重要なポイントです。
例えば、上品&クラシックなら、ホワイト、ベージュ、ゴールド、シルバーなどを基調に、深みのあるボルドーやネイビーをアクセントに使うと、洗練された印象になります。
ボタニカル&カントリーなら、グリーン、ブラウン、オフホワイトなどを基調に、パステルカラーやアースカラーを組み合わせると、温かみのある自然な雰囲気になります。
このテーマカラーとテイストがブレていると、せっかくの飾り付けもまとまりがなく、写真にした時に「ごちゃごちゃしている」という印象を与えてしまいがちです。

次に、「高低差」と「奥行き」を意識した配置を心がけましょう。
ウェルカムスペースは、一枚の写真に収まるだけでなく、実際にゲストが会場に入った時に、立体感のある空間として認識されます。
背の高い装飾品(例:大きなグリーン、スタンドライト)と、中くらいの高さの装飾品(例:フォトフレーム、キャンドルホルダー)、そして低い位置に置く装飾品(例:小さな花瓶、ゲストブック)をバランス良く配置することで、視覚的な面白さが生まれます。
また、奥に配置するものを少しぼかすように飾ったり、手前にくるものを際立たせるように飾ったりすることで、奥行きを感じさせることができます。

「光」の演出も、フォトジェニックな空間には欠かせません
自然光が差し込む会場であれば、それを最大限に活かしましょう。
レースのカーテン越しに差し込む光や、窓辺に飾ったクリスタルがキラキラと反射する様子は、それだけで絵になります。
もし自然光が少ない場合は、キャンドルライトやLEDキャンドル、間接照明などを効果的に使い、温かみのある柔らかな光で空間を演出します。
特に、写真撮影の際には、光の当たり方で写真の印象が大きく変わるため、逆光にならないような配置や、被写体が明るく写るような照明を意識すると良いでしょう。

そして、「オリジナリティ」と「ストーリー性」をプラスすることが、ゲストの心に響くウェルカムスペースを作る秘訣です。
二人の出会いや、プロポーズのエピソード、共通の趣味などを象徴するアイテムをさりげなく飾ってみましょう。
例えば、共通の趣味が旅行なら、世界地図を装飾の一部に取り入れたり、思い出の旅行先のポストカードを飾ったり。
二人が初めて出会った場所がカフェなら、コーヒーカップや、おしゃれなブックカバーなどを添えるのも素敵です。
「このアイテムには、こんな意味があるんだ」という背景を知ることで、ゲストはより一層二人のウェルカムスペースに興味を持ち、感動してくれるはずです。

さらに、「小物の質」と「統一感」にも注意を払いましょう
安価なプラスチック製品ばかりでなく、木製、ガラス製、金属製など、素材感のある小物をバランス良く取り入れることで、全体の質感が向上します。
また、装飾品一つ一つに統一感を持たせることも大切です。
例えば、フレームの色味を揃えたり、リボンの色を統一したりするだけでも、ぐっとまとまりのある印象になります。

最後に、「ゲスト目線」で考えることも忘れてはいけません。
ウェルカムスペースは、ゲストが最初に目にする場所です。
写真撮影のしやすさ、メッセージの書き込みやすさ、そして何よりも、二人の温かいおもてなしの気持ちが伝わるような空間作りを心がけましょう。
例えば、写真スポットとして、フォトブースのようなコーナーを設けたり、ゲストが気軽に写真を撮れるような小物(例:フォトプロップス)を用意したりするのも良いアイデアです。

まとめ

結婚式のウェルカムスペースは、ゲストを温かく迎え入れ、二人の結婚を祝福する気持ちを伝えるための大切な空間です。
今回ご紹介した「上品&クラシック」と「ボタニカル&カントリー」のテイスト別飾り付け例や、フォトジェニックなアイテム選びのコツを参考に、ぜひお二らしい、世界に一つだけのウェルカムスペースを創り上げてください。
テーマカラーとテイストの統一、高低差と奥行きを意識した配置、光の演出、そして何よりも、お二人のストーリーを語るオリジナリティ溢れるアイテムを取り入れることで、ゲストの記憶に深く刻まれる、感動的な空間が完成するはずです。
会場に入った瞬間から、ゲストの心に温かい祝福の気持ちが広がるような、そんな素敵なウェルカムスペースで、最高の一日をスタートさせましょう。

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