結婚式以外にかかるお金、リアルな新婚カップルのお金事情を徹底解剖！
結婚式という一生の思い出に残る一大イベントを終えたばかりのあなた。
おめでとうございます！でも、ちょっと待って。
結婚式にかけた費用、それは新婚生活のスタート地点に過ぎません。
これから始まる二人の生活には、結婚式とはまた違った、けれども確実に必要となる様々なお金がかかってくるのです。
一体、結婚式以外にどんな出費があるのでしょうか？そして、リアルな新婚カップルは実際どのくらいのお金を使っているのでしょうか？今回は、そんな疑問に答えるべく、結婚式以外にかかるお金について、具体的な項目とその相場、そして先輩カップルの体験談を交えながら、詳細に解説していきます。
これから新婚生活を始める方、または新婚生活を送っているけれど家計管理に悩んでいる方にとって、この情報が少しでもお役に立てば幸いです。
知っておくことで、より賢く、そして楽しく二人の未来を築くための第一歩を踏み出しましょう。
新生活準備でかかる初期費用：理想のスタートを切るための投資
結婚式を終え、いよいよ二人の新しい生活が始まります。
このスタートラインに立つためには、まず新生活を快適に送るための準備が必要です。
家具や家電の購入、引っ越し費用、そして新しい住まいへの初期費用など、結婚式とはまた違った種類の、しかし避けては通れない初期費用がかかってきます。
この段階でしっかりと資金計画を立てておくことが、その後の新婚生活の満足度を大きく左右すると言えるでしょう。
新しい住まいへの引っ越しと初期費用：理想の住まいを手に入れるための第一歩
結婚を機に、新たな住まいへ移るカップルは少なくありません。
賃貸物件に引っ越す場合、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料、鍵交換費用など、家賃の数ヶ月分に相当する初期費用が発生します。
例えば、家賃10万円の物件であれば、一般的に家賃の4～6ヶ月分、つまり40万円～60万円程度が目安となります。
さらに、引っ越し業者への依頼費用も考慮する必要があります。
荷物の量や移動距離、時期によって変動しますが、一般的に3万円～10万円程度を見込んでおくと良いでしょう。
「私たちの場合は、結婚式の費用を抑えた分、新居の初期費用に少しだけ余裕を持たせることができました。
駅近で日当たりの良い物件が見つかり、毎日の通勤も楽になり、本当に満足しています。
ただ、家具や家電を新調するとなると、さらに数万円～数十万円かかるので、そこは計画的に進めましたね。
」（30代・女性・会社員）
このように、住まいに関する初期費用は、新生活の快適さを左右する重要な要素です。
物件探しと並行して、資金計画をしっかり立てることが大切です。
新生活に必要な家具・家電の購入：快適な暮らしを彩るアイテム選び
新しい生活には、最低限必要な家具や家電があります。
ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどが代表的なものです。
これらの家具・家電をどこまで新調するか、中古品を活用するか、あるいはレンタルを利用するかによって、費用は大きく変動します。
新品で一式揃えるとなると、安くても20万円～30万円、こだわると50万円以上かかることも珍しくありません。
「私たちは、結婚式でご祝儀をいただいたので、その一部を家具・家電の購入に充てました。
特に、寝心地の良いベッドと、デザイン性の高いソファは、毎日のリラックスタイムに欠かせない存在です。
電化製品は、最新モデルではなく、機能性と価格のバランスが良いものを選びました。
結果的に、二人で相談しながら選ぶ時間も楽しかったですね。
」（20代・男性・エンジニア）
賢く購入するコツとしては、必要最低限のものから揃え、徐々に買い足していく方法や、アウトレット品や中古品を活用する方法、そして、家電量販店のセール時期を狙うなどが挙げられます。
新婚生活スタートダッシュ！日用品・消耗品の購入費用
家具や家電だけでなく、タオル、食器、調理器具、掃除用品、洗剤などの日用品や消耗品も、新生活を始めるにあたって必要不可欠です。
これらは、一度にすべてを揃えるのではなく、徐々に買い足していくことも可能ですが、初期段階で最低限必要なものを購入するだけでも、数万円程度の出費となるでしょう。
「最初は、100円ショップのものを中心に揃えようと思っていたのですが、やはり毎日使うものなので、少しずつお気に入りのものに買い替えていきました。
特に、質の良いタオルや、使いやすい調理器具は、毎日の家事を快適にしてくれるので、投資してよかったと思っています。
ただ、最初は思った以上にお金がかかったので、少し驚きましたね。
」（20代・女性・パート）
日用品は、意外と見落としがちな費用ですが、積み重なると大きな金額になります。
リストアップして、優先順位をつけて購入していくのがおすすめです。
結婚式後も続く！新婚生活でかかるランニングコスト：見えにくい出費に注意
新生活の準備が整い、いよいよ二人の生活が本格的にスタートします。
しかし、ここで安心するのはまだ早いのです。
結婚式とは異なり、日々の生活の中で継続的に発生するランニングコスト、いわゆる「見えにくい出費」こそ、長期的に家計を圧迫する可能性があります。
食費、光熱費、通信費といった基本的な生活費はもちろん、レジャー費や被服費、そして将来に向けた貯蓄など、計画的な管理が不可欠です。
日々の暮らしを支える食費・日用品費：賢く節約するコツ
新婚生活で最も大きなランニングコストの一つが、食費と日用品費です。
自炊を基本とするか、外食や惣菜を頻繁に利用するかによって、その金額は大きく変動します。
平均的な新婚カップルの食費は、二人で月5万円～8万円程度と言われています。
これに、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品費が加わります。
「私たちは、週に一度まとめ買いをして、無駄な買い物を減らすように心がけています。
平日はお弁当や自炊で食費を抑え、週末に少しだけ外食を楽しむ、というバランスが我が家のスタイルです。
外食ばかりだと、あっという間に食費がかさんでしまうので、自炊のレパートリーを増やすことも、節約の鍵だと感じています。
」（30代・男性・営業職）
食費の節約には、食材の使い切り、旬の食材の活用、特売情報のチェック、そして外食の頻度を見直すなどが有効です。
快適な生活に不可欠な光熱費・通信費：見直すだけで変わる
電気、ガス、水道といった光熱費や、スマートフォン、インターネットなどの通信費も、毎月必ず発生する費用です。
これらの費用は、意識して見直すことで、意外と節約できる場合があります。
例えば、電力会社やガス会社の乗り換え、スマートフォンの料金プランの見直し、不要なオプションの解約などが挙げられます。
「以前は、何も考えずに使っていたのですが、最近、電気とガスをセットで乗り換えられる会社に変えてみました。
それだけで、毎月2,000円くらい安くなったんです。
通信費も、格安SIMに変えたことで、以前の半額以下になりました。
小さなことでも、見直すことで確実にお金が貯まることを実感しています。
」（20代・女性・主婦）
特に、二人で一緒に住むようになると、以前よりも光熱費が増える傾向にあります。
こまめな節電・節水を心がけることも大切です。
二人の思い出を作る！レジャー費・交際費：メリハリのある使い方を
新婚生活は、二人の関係を深める大切な時期でもあります。
旅行や食事、趣味など、二人の思い出を作るためのレジャー費や交際費も、計画的に予算を立てておくことが重要です。
この費用にいくらかけるかは、カップルの価値観によって大きく異なりますが、月2万円～5万円程度をかけるカップルが多いようです。
「私たちは、年に一度は海外旅行に行くことを目標にしています。
そのため、普段はレジャー費を抑えめにしていますが、旅行の計画が近づいてきたら、少しずつ予算を増やしています。
旅行は、二人の絆を深める最高のイベントなので、そこにお金をかけるのは惜しみません。
普段は、近場の公園でのピクニックや、無料のイベントなどを楽しんでいます。
」（30代・男性・プログラマー）
レジャー費を抑えたい場合は、近場のデートスポットの活用、季節ごとのイベントへの参加、無料または安価で楽しめるアクティビティを探すなどの工夫ができます。
将来を見据えたお金の使い方：賢く貯蓄・投資で安心な未来を築く
結婚は、二人の人生の新たなステージの始まりです。
目の前の新婚生活を楽しむことも大切ですが、将来を見据えたお金の使い方も、新婚カップルにとって非常に重要です。
住宅購入、子育て、老後資金など、将来必要となる大きなお金のために、賢く貯蓄や投資を始めることで、より安心できる未来を築くことができます。
将来の大きな買い物に備える：住宅購入資金の計画
多くのカップルが、将来的にマイホームの購入を視野に入れています。
住宅購入は、人生における最も大きな買い物の一つであり、多額の資金が必要となります。
頭金、諸費用、住宅ローンなどを考慮し、計画的に資金を準備していくことが大切です。
「私たちは、結婚当初からマイホーム購入を目標に、毎月一定額を貯蓄に回しています。
ただ、急いで購入するのではなく、まずは自分たちのライフスタイルに合ったエリアや物件をじっくり探したいと思っています。
無理のない範囲で、着実に資金を積み立てていくことが、後悔しない購入への道だと考えています。
」（20代・女性・事務職）
住宅購入資金の計画は、長期的な視点で行う必要があります。
まずは、自分たちの希望する住まいのイメージを共有し、具体的な目標金額を設定することから始めましょう。
二人で協力！子育て資金の準備：未来への投資
結婚後、お子さんに恵まれることを考えているカップルも多いでしょう。
子育てには、出産費用、ミルクやおむつなどの乳幼児用品、教育費など、想像以上に大きなお金がかかります。
将来の教育資金のために、早期から貯蓄を始めることが推奨されます。
「まだ子供はいませんが、将来的に子供が欲しいと考えているので、出産・子育て資金として、毎月少しずつ貯蓄を始めています。
子供が生まれた時に、経済的な不安なく、できる限りのことをしてあげたいという思いがあります。
今は、NISAやつみたてNISAなどを活用して、少しでも効率よく資金を増やせないかと勉強中です。
」（30代・男性・デザイナー）
子育て資金の準備は、早ければ早いほど有利です。
学資保険の検討や、NISAなどの制度を活用した長期的な資産形成も有効な手段です。
老後の安心のために：貯蓄と投資のバランス
人生100年時代と言われる現代において、老後の生活資金の準備は、若い世代にとっても無関係ではありません。
早期から貯蓄や投資を始めることで、将来の経済的な不安を軽減することができます。
iDeCo（個人型確定拠出年金）やつみたてNISAなどを活用し、長期的な視点で資産形成を行うことが重要です。
「私たちは、毎月の給料から一定額を貯蓄に回すだけでなく、余剰資金は投資に回すようにしています。
老後の生活を豊かにするためにも、今から準備を始めることが大切だと考えています。
ただ、投資はリスクもあるので、専門家のアドバイスを聞きながら、慎重に進めています。
」（30代・女性・経理）
老後の資金準備は、長期的な計画が必要です。
まずは、自分たちのライフプランを考え、どのくらいの資金が必要になるのかを試算することから始めましょう。
まとめ：賢いお金の使い方で、幸せな新婚生活を
結婚式以外にかかるお金は、想像以上に多岐にわたります。
新生活のスタートに必要な初期費用から、日々の暮らしを支えるランニングコスト、そして将来を見据えた貯蓄や投資まで、計画的にお金を管理することが、幸せな新婚生活を送るための鍵となります。
今回ご紹介したリアルな新婚カップルのお金事情や、具体的な費用、そして賢いお金の使い方を参考に、ぜひお二人のペースで、無理のない資金計画を立ててみてください。
お互いの価値観を共有し、協力して家計を管理していくことで、二人の絆はさらに深まり、より豊かで安心できる未来を築いていくことができるはずです。
新婚生活は、二人の新しい人生の始まりです。
お金の不安を少しでも減らし、心豊かな毎日を送るために、今日からできることから始めてみましょう。
