結婚式場何から始める?“逆算3ステップ”で迷いゼロ

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結婚式場探し、何から始める?“逆算3ステップ”で迷いゼロへ

結婚式場探し、何から始める?そう思って、インターネットで検索を始めたあなた。
たくさんの情報に圧倒され、「一体どこから手を付ければいいの?」と、さらに迷子になっていませんか?一生に一度の晴れ舞台だからこそ、後悔はしたくない。
でも、何から始めれば良いのか分からない。
そんな不安を抱えるプレ花嫁・プレ花婿の皆様へ、今回は「結婚式場探しを“逆算”して進める3つのステップ」をご紹介します。
このステップを踏めば、あなたたちの理想の結婚式が、驚くほどスムーズに見えてくるはずです。
まずは、漠然としたイメージを具体的な形に変える第一歩を踏み出しましょう。

理想の結婚式を「見える化」する:イメージと予算のすり合わせ

結婚式場探しを始めるにあたって、まず最初にやるべきことは、「自分たちがどんな結婚式にしたいのか」を具体的にイメージし、それを「現実的な予算」に落とし込むことです。
漠然とした「素敵な結婚式」というイメージだけでは、会場選びで迷走してしまいます。
ここでは、理想を「見える化」するための具体的な方法を見ていきましょう。

「どんな結婚式にしたい?」を深掘りするヒアリング

結婚式は、お二人のためだけではなく、ゲストの皆様にも楽しんでいただく一大イベントです。
だからこそ、まずは「お二人でじっくりと話し合う時間」を持つことが何よりも大切です。
どんな雰囲気の結婚式にしたいですか?例えば、アットホームで温かい家族婚、華やかでゲストも一緒に盛り上がれるようなパーティー、あるいは、自然に囲まれた開放的なガーデンウェディングなど、イメージは様々でしょう。

ここでおすすめしたいのが、「お互いが理想とする結婚式のベスト3」を書き出してみることです。
例えば、新婦様は「花嫁が主役!純白のドレスでバージンロードを歩く感動的な挙式」を1位に、新郎様は「美味しい料理と楽しい会話でゲストをもてなす、アットホームな披露宴」を1位に挙げるといったように、お互いの優先順位が見えてきます。
その上で、共通する項目や、譲れないポイントを擦り合わせていくのです。

さらに、ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら、「どんなゲストに、どう楽しんでほしいか」を具体的に考えてみましょう。
例えば、遠方からのゲストが多い場合は、アクセスや宿泊施設の手配のしやすさが重要になります。
小さなお子様連れのゲストが多いなら、キッズスペースや授乳室の有無も確認したいポイントです。
このように、ゲスト目線で考えることで、会場選びの軸がより明確になります。

また、結婚式のスタイルだけでなく、「時期」も重要な要素です。
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬のイルミネーションなど、季節ごとの魅力があります。
特に人気のシーズンは早めに予約が埋まってしまうこともありますので、希望する時期があれば、それも考慮に入れておきましょう。

「いくらまでなら出せる?」現実的な予算設定のコツ

結婚式にかかる費用は、内容や規模によって大きく変動します。
漠然と「〇〇万円くらいかな?」と考えているだけでは、後々予算オーバーで頭を悩ませることに。
ここでは、「現実的な予算設定」の具体的な方法をご紹介します。

まず、「自己資金でいくらまで出せるか」を明確にしましょう。
お二人の貯蓄や、ご両家からの援助などを考慮して、無理のない範囲で上限額を設定します。
次に、「親御様からの援助」について、もしあれば、いつ、いくらくらい援助してもらえるのかを、早めに確認しておきましょう。
ただし、援助を前提にしすぎると、後々気まずくなる可能性もありますので、あくまで「プラスアルファ」として捉えるのが賢明です。

これらの自己資金と援助額を合計したものが、結婚式にかけることができる「総予算」となります。
この総予算から、「衣装代」「装花代」「写真・映像代」「引き出物・引菓子代」「ペーパーアイテム代」「会場使用料」「料理・飲物代」「演出・音響代」「司会・音響スタッフ代」「美容着付け代」など、考えられる項目をリストアップし、それぞれに大まかな予算配分をしていきます。

ここで重要なのが、「予備費」を必ず設けることです。
結婚式準備を進める中で、当初想定していなかった追加費用が発生することは少なくありません。
一般的には、総予算の10%程度を予備費として確保しておくと安心です。

また、「この項目にはいくらくらいかけたい」という希望も、お二人で話し合っておきましょう。
例えば、「衣装にはこだわりたいから、他の項目で少し節約しよう」といった考え方です。
このように、優先順位をつけて予算配分することで、後々の調整がしやすくなります。

そして、「見積もりは必ず複数項目で比較する」ことが大切です。
会場によっては、基本プランに含まれる項目と、オプションで追加される項目が異なります。
最初の見積もりだけで判断せず、複数の会場の見積もりを比較検討することで、費用の全体像を把握しやすくなります。
特に、「最低限かかる費用」「オプションで変動しやすい費用」を分けて考えると、より正確な予算管理が可能になります。

結婚式場の「タイプ別」特徴と選び方のポイント

理想の結婚式と予算が見えてきたら、次は具体的な会場選びです。
結婚式場には様々なタイプがあり、それぞれに特徴があります。
ここでは、代表的な会場タイプとその選び方のポイントをご紹介します。

王道から個性派まで:会場タイプ別徹底比較

結婚式場と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。
それぞれに魅力があり、お二人の希望やゲストの顔ぶれによって最適な会場は異なります。

まず、多くの人がイメージするであろう「ホテルウェディング」
高級感あふれる雰囲気、充実した設備、そして何よりも「安定したサービス」が魅力です。
格式高い挙式を希望される方や、遠方からのゲストが多い場合に特に適しています。
専属のプランナーがしっかりサポートしてくれるため、初めての結婚式準備でも安心感があります。
ただし、他の会場タイプに比べて費用が高くなる傾向があるため、予算との兼ね合いも重要です。

次に、「ゲストハウスウェディング」
一軒家を貸し切るスタイルで、プライベート感あふれるアットホームな結婚式が叶います。
ガーデンでの演出や、自由な装飾がしやすいのも魅力です。
まるで自分たちのお城のような空間で、リラックスしてゲストをもてなしたいカップルにおすすめです。
ただし、設備によっては移動が大変だったり、スタッフがホテルほど多くなかったりする場合もありますので、事前に確認が必要です。

「専門式場」は、結婚式を専門に行う施設です。
チャペルや披露宴会場が充実しており、様々なスタイルの挙式に対応できます。
経験豊富なスタッフが揃っており、クオリティの高い結婚式を実現しやすいのが特徴です。
比較的、多様なニーズに応えられる会場が多い傾向にあります。

近年人気が高まっているのが、「レストランウェディング」です。
美味しい料理を重視したいカップルや、かしこまりすぎないカジュアルな雰囲気を希望するカップルに人気です。
アットホームな雰囲気で、ゲストとの距離も近くなります。
ただし、会場によっては披露宴会場が限られていたり、挙式スタイルに制限があったりする場合もありますので、希望するスタイルが叶うか事前に確認することが重要です。

さらに、「神社・寺院での神前式」や、「歴史的建造物での挙式」など、伝統や格式を重んじるスタイルもあります。
和装での結婚式を希望される方や、特別なロケーションでの挙式を望む方には魅力的な選択肢となります。

「立地」「収容人数」「雰囲気」で絞り込む

会場タイプが決まったら、次に絞り込むのは「立地」「収容人数」「雰囲気」です。

まず「立地」
お二人の自宅からのアクセスはもちろん、ゲストの多くがどこから来るのかを考慮しましょう。
最寄り駅からの距離、駐車場や送迎バスの有無なども確認しておくと親切です。
特に、遠方からのゲストが多い場合は、宿泊施設へのアクセスも重要になります。

次に「収容人数」
これは、ゲストの人数によって大きく左右されます。
希望するゲスト人数に対して、余裕を持った収容人数を持つ会場を選ぶことが大切です。
披露宴会場の広さだけでなく、待合スペースや控え室の広さも考慮しましょう。
あまりに広すぎると、ゲストが疎外感を感じてしまう可能性もあります。

そして、最も重要なのが「雰囲気」です。
これは、会場の装飾や内装、スタッフの対応など、総合的な印象で決まります。
例えば、クラシックな雰囲気、モダンな雰囲気、ナチュラルな雰囲気など、お二人の好みに合う会場を選びましょう。
実際に会場に足を運び、「五感で確かめる」ことが大切です。
装飾の好みだけでなく、会場の臭いや音、スタッフの対応なども含めて、自分たちがリラックスでき、ゲストにも心地よく過ごしてもらえる場所かどうかを見極めましょう。

ここで一つ、「一次情報」としてお伝えしたいのが、会場の「空調設備」です。
特に夏場のガーデンウェディングや、冬場の屋外での演出を検討している場合、空調設備が十分かどうかの確認は非常に重要です。
快適な空間は、ゲストの満足度に直結します。
また、会場によっては、特定の時期にしか利用できない演出や設備がある場合もありますので、希望する時期と照らし合わせて確認しておきましょう。

後悔しないための「見学・決定」までのロードマップ

理想の会場タイプが見えてきたら、いよいよ具体的な見学へと進みます。
ここでは、後悔しないための見学から決定までのステップを詳しく解説します。

「下見」は情報収集の宝庫!チェックリストを賢く活用

会場見学は、単に会場の雰囲気を見るだけでなく、「できる限り多くの情報を収集する」ための絶好の機会です。
事前に作成しておいた「どんな結婚式にしたいか」というイメージや、予算感を担当のプランナーに伝え、それに合った会場やプランを提案してもらいましょう。

見学の際には、事前に準備した「チェックリスト」があると便利です。
例えば、以下のような項目をリストアップしておくと、見落としを防ぐことができます。

* チャペル・神殿・披露宴会場の雰囲気、広さ、設備(音響、照明、プロジェクターなど)
* 料理・飲物のメニュー、試食の有無、アレルギー対応
* 衣装のラインナップ、持ち込み料の有無
* 装花の種類、料金体系
* 写真・映像のプラン、サンプル
* 引き出物・引菓子の種類、料金
* ペーパーアイテムのデザイン、料金
* 介添え、美容、着付け、司会などのスタッフについて
* 控室、親族控室、ゲスト待合スペースの有無、広さ
* クローク、お手洗い、授乳室、キッズスペースなどの設備
* アクセスの利便性、駐車場、送迎バスの有無
* 宿泊施設の手配について
* 空調設備、Wi-Fi環境
* 契約内容、キャンセルポリシー、支払い条件

「会場の担当者とのコミュニケーション」も非常に重要です。
質問に対して丁寧かつ的確に答えてくれるか、こちらの要望を親身になって聞いてくれるかなど、担当者との相性も、会場を決める上で大切な要素となります。

ここで、「一次情報」として、会場見学で「必ず確認しておきたい、意外と見落としがちなポイント」をいくつかご紹介します。
それは、「会場の音響環境」「スタッフの連携」です。
例えば、披露宴会場でBGMを流してもらった際に、声が聞き取りにくいほど音が反響していないか、あるいは、スタッフ同士の連携がスムーズで、担当者以外の人に質問しても的確な答えが返ってくるかなどです。
これは、当日のスムーズな進行や、ゲストの快適さに大きく影響します。

「即決」は禁物!比較検討と最終決定のプロセス

複数の会場を見学したら、「冷静に比較検討」することが大切です。
パンフレットや見積もりだけでなく、実際に足を運んで感じた雰囲気や、担当者とのやり取りなどを思い出しながら、お二人でじっくり話し合いましょう。

比較する際には、先ほど作成したチェックリストを参考に、各会場のメリット・デメリットを整理すると分かりやすいです。
「費用面」はもちろん、「お二人の希望との合致度」「ゲストへの配慮」、そして何よりも「ここで結婚式を挙げたい!」と思えるかどうか、という「直感」も大切にしましょう。

もし、迷う点があれば、遠慮なく会場に再度問い合わせたり、プランナーに相談したりしましょう。
「担当のプランナーに、正直な悩みを打ち明ける」ことで、より的確なアドバイスをもらえることがあります。

そして、最終決定の際には、「契約内容を隅々まで確認する」ことが不可欠です。
特に、キャンセルポリシーや支払い条件、追加料金が発生するケースなどは、後々のトラブルを防ぐためにも、しっかり理解しておきましょう。

「一次情報」として、会場決定の際に「契約書とは別に、口頭で確認した約束事も必ずメモに残しておく」ことを強くお勧めします。
例えば、「この装花は、このくらいのボリュームでこの価格でできます」といった具体的な約束事を、担当者から聞いたその場でメモしておくと、後々の認識のずれを防ぐことができます。

まとめ

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