初めてのブライダルフェア:5つの“やること”だけ覚える

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初めてのブライダルフェア:5つの“やること”で賢く会場探し

結婚式場選びは、人生における一大イベント。
でも、初めてのブライダルフェアとなると、一体何から始めれば良いのか、何を聞けば良いのか、迷ってしまいますよね。
「たくさんありすぎて、何が重要なのか分からない…」そんな不安を抱えているあなたへ。
この記事では、初めてのブライダルフェアで「これだけは押さえておきたい!」という5つの“やること”に絞って、シンプルかつ効果的に会場探しを進めるための秘訣をお伝えします。
この記事を読めば、ブライダルフェアがもっと楽しく、そして有意義な時間になるはずです。
あなたらしい理想の結婚式への第一歩を、ここから踏み出しましょう。

ブライダルフェアで理想の結婚式イメージを具体化する

ブライダルフェアは、単に結婚式場を下見するだけの場所ではありません。
それは、あなた自身の結婚式へのイメージを、より鮮明に、そして具体的にしていくための貴重な機会なのです。
漠然と「こんな結婚式がいいな」と思っているだけでは、会場選びで迷子になってしまうことも。
フェアに参加することで、実際の雰囲気や演出、料理などを体験し、「こんな結婚式がしたい!」という具体的なビジョンが湧き上がってきます。
このイメージを具体化することが、後々、会場とのコミュニケーションをスムーズにし、自分たちの希望をしっかりと伝えられるようになるための土台となります。

会場の雰囲気と装飾のインスピレーションを得る

ブライダルフェアに参加する最大のメリットの一つは、会場の持つ雰囲気や装飾のセンスを肌で感じられることです。
写真やパンフレットだけでは伝わりきらない、空間全体の空気感、光の入り方、壁や天井のデザイン、そしてそこに施されている装飾の細部に至るまで、五感を使って確かめることができます。
例えば、アンティーク調の装飾が施された会場なら、クラシカルで落ち着いた大人の雰囲気を演出できますし、モダンで洗練されたデザインの会場なら、スタイリッシュで都会的な印象の結婚式が叶うでしょう。

私が以前担当したカップルは、当初、ナチュラルな雰囲気を希望されていましたが、ある会場のフェアで、緑豊かで開放的なガーデンテラスに一目惚れ。
その会場の装飾が、まさに彼らが求めていた「自然体で温かい」イメージにぴったりだったのです。
フェアで実際に装飾されたテーブルコーディネートや、ウェルカムスペースの展示を見ることで、自分たちの結婚式でどのような装飾を取り入れたいか、具体的なアイデアが次々と湧いてきたそうです。
会場の装飾は、結婚式のテーマや二人の個性を表現する重要な要素。
フェアで様々なスタイルに触れることで、自分たちの「好き」を再発見し、インスピレーションを広げることができます。

料理やドリンクの試食でゲストへのおもてなしをイメージする

結婚式でゲストが最も楽しみにしていることの一つが、お料理です。
ブライダルフェアでは、実際の結婚式で提供されるコース料理の一部を試食できる機会が多くあります。
これは、会場の料理の質や味を確かめるだけでなく、ゲストへの「おもてなし」の気持ちを具体的にイメージする絶好のチャンスです。

試食では、単に味だけでなく、盛り付けの美しさ、食材の新鮮さ、そして温かい料理は温かいまま提供されるのか、といった細部までチェックしましょう。
また、アレルギー対応や苦手な食材への配慮が可能かどうかも、この機会に確認しておくと安心です。
あるカップルは、試食会で提供された地元産の食材を使った料理に大変感動し、「この美味しさなら、ゲストもきっと喜んでくれる」と、その会場に決めた理由の一つに挙げられていました。
さらに、ドリンクの種類や、オリジナルカクテルが作れるのかどうかも確認しておくと、よりパーソナルな結婚式を演出するヒントになります。

会場の基本情報をしっかり確認する

ブライダルフェアは、理想の結婚式をイメージするだけでなく、現実的な情報収集の場でもあります。
特に、会場の基本情報は、後々のトラブルを防ぎ、スムーズな結婚式準備を進める上で非常に重要です。
ここでは、フェアで必ず確認しておきたい、会場の基本情報について詳しく見ていきましょう。

日程の空き状況と予約のシステムを理解する

結婚式場の予約は、人気のある会場や時期によっては、1年以上前から埋まってしまうことも珍しくありません。
ブライダルフェアに参加した際に、まず最優先で確認すべきは、希望する時期や日程の空き状況です。
いくら会場が気に入っても、希望の日程が空いていなければ意味がありません。

フェアの担当者には、具体的な希望時期を伝え、おおよその空き状況を確認しましょう。
もし希望の日程が埋まっていたとしても、キャンセル待ちのシステムがあるのか、あるいは近い日程で代替案があるのかなども聞いておくと良いでしょう。
また、予約のシステムについても詳しく聞いておくことが大切です。
予約金はいくら必要で、いつまでに支払うのか、キャンセルポリシーはどうなっているのかなど、金銭に関わる部分は特に慎重に確認しましょう。
あるカップルは、フェアで魅力を感じた会場にすぐに予約の電話を入れたところ、希望の時期はすでに満席。
しかし、担当者が親切に代替案として、数ヶ月後の日程や、平日での挙式を提案してくれたことで、無事にその会場で結婚式を挙げることができたそうです。
情報収集を怠らず、早めに確認することで、後悔のない会場選びにつながります。

見積もりの内容と追加料金の発生条件を把握する

ブライダルフェアでもらう見積もりは、あくまで「現時点での概算」であることがほとんどです。
そのため、見積もり内容を鵜呑みにせず、何が含まれていて、何が含まれていないのかを、担当者にしっかりと確認することが極めて重要です。

見積もり項目を一つ一つ丁寧にチェックし、不明な点は遠慮なく質問しましょう。
例えば、装花、衣装、音響、司会者、映像、引き出物など、どこまでが基本料金に含まれているのか、オプション料金が発生するのかを確認します。
特に注意したいのが、追加料金が発生する条件です。
例えば、衣装のグレードを上げた場合、装花のボリュームを増やした場合、あるいは披露宴の時間が延長した場合など、どのような場合にいくら追加料金が発生するのかを具体的に把握しておく必要があります。

私が以前、あるカップルから相談を受けた際、フェアでもらった見積もりには「装花一式」としか記載されておらず、詳細な内訳が不明瞭でした。
後日、具体的に装花のイメージを伝えたところ、当初の見積もりを大幅に超える追加料金が発生すると言われ、大変困惑されていました。
このような事態を避けるためにも、フェアの段階で、できるだけ詳細な見積もりを引き出し、追加料金が発生する可能性のある項目とその条件を明確に理解しておくことが、後々のトラブルを防ぐ鍵となります。

担当者との相性を確認し、信頼関係を築く

結婚式準備は、会場の担当者との長い付き合いになります。
そのため、担当者との相性は、結婚式準備の満足度を左右する非常に重要な要素と言えるでしょう。
ブライダルフェアは、担当者の人柄や対応を直接肌で感じられる貴重な機会です。

質問への対応や提案力で担当者を見極める

ブライダルフェアで、あなたが抱える疑問や不安に対して、担当者がどのように対応してくれるかは、その担当者のスキルや誠実さを測る良いバロメーターとなります。
例えば、あなたが漠然としたイメージしか持っていない段階でも、親身になって話を聞き、具体的な提案をしてくれる担当者は、信頼できる可能性が高いでしょう。

質問に対して、的確かつ丁寧に答えてくれるか、あるいは、あなたの希望を理解しようと努めてくれる姿勢があるかどうかも重要なポイントです。
中には、強引に契約を迫ったり、こちらの話をあまり聞かずに一方的に説明を進めようとする担当者もいるかもしれません。
そのような場合は、担当者との相性が合わない可能性が高いと判断し、他の会場も検討する勇気も必要です。
あるカップルは、複数の会場のフェアに参加しましたが、ある会場の担当者は、二人の趣味や価値観を丁寧にヒアリングし、それらを結婚式の演出にどう活かせるか、具体的なアイデアをたくさん提案してくれました。
その担当者の熱意と提案力に心を動かされ、その会場に決定。
結婚式準備も、終始スムーズに進み、大変満足のいく結婚式を挙げられたそうです。

疑問や不安を気軽に相談できる雰囲気か確認する

結婚式準備は、喜びだけでなく、様々な疑問や不安がつきものです。
そのため、担当者に対して、どんな些細なことでも気軽に相談できるような、信頼関係を築ける雰囲気があるかどうかを確認することが大切です。

フェアの担当者との会話の中で、「この人になら、何でも相談できそうだな」と感じられるかどうか、直感を大切にしましょう。
例えば、あなたが少しでも不安に感じていることを伝えた際に、親身になって話を聞き、的確なアドバイスや解決策を提示してくれる担当者であれば、今後も安心して準備を進められるはずです。
逆に、こちらの話を真剣に聞こうとせず、テンプレート通りの回答しか返ってこないような担当者では、後々、疑問や不安を抱えたまま、一人で抱え込んでしまう可能性もあります。

私が以前、あるカップルから聞いた話ですが、彼らはフェアで出会った担当者に、結婚式の演出について、かなり細かい要望を伝えました。
その担当者は、一つ一つの要望に対して真摯に耳を傾け、「それでしたら、このような方法はいかがでしょうか?」と、いくつかの具体的な提案をしてくれたそうです。
さらに、彼らが迷っていることに対しても、メリット・デメリットを丁寧に説明し、二人が納得できるまで一緒に考えてくれました。
担当者との信頼関係は、結婚式準備を円滑に進めるための強力なサポートとなります。

持ち物と服装でフェアを最大限に活用する

ブライダルフェアをより有意義なものにするためには、事前の準備が大切です。
特に、持ち物と服装に気を配ることで、フェアでの体験が格段に向上します。

メモ帳とペン、カメラは必須アイテム

ブライダルフェアでは、たくさんの情報に触れることになります。
会場の雰囲気、料理の味、担当者の説明、そして他のカップルの様子など、印象に残ったことや、後で確認したいと思ったことを、その場でメモしておくことが非常に重要です。
「これくらいなら覚えていられるだろう」と思っていても、複数の会場を回るうちに記憶が混同してしまうことも少なくありません。

そのため、必ずメモ帳とペンを持参しましょう。
会場の良かった点、気になった点、担当者に質問したいことなどを、具体的に書き留めておくと、後で見返した際に、会場ごとの特徴を比較検討しやすくなります。
また、会場の雰囲気や装飾、料理の盛り付けなどを写真に撮っておくこともおすすめです。
後でパートナーと見返したり、式場担当者に具体的なイメージを伝える際に役立ちます。
ただし、フラッシュ撮影や、他のカップルのプライバシーに関わるような撮影は控え、マナーを守って行いましょう。

動きやすく、清潔感のある服装で

ブライダルフェアは、会場内を歩き回ったり、椅子に座ったりと、意外と動き回ることが多いです。
そのため、服装は、動きやすく、かつ清潔感のあるものがおすすめです。
あまりにもカジュアルすぎる服装や、逆に、気合が入りすぎたフォーマルすぎる服装は、会場の雰囲気にそぐわない場合もあります。

基本的には、普段のお出かけよりも少しだけおしゃれをするくらいの感覚で良いでしょう。
女性であれば、ワンピースやスカートにブラウス、男性であれば、襟付きのシャツにスラックスなどが一般的です。
ただし、会場によっては、試着体験があったり、実際にチャペルや披露宴会場の椅子に座って説明を受ける機会もありますので、それに適した服装を選ぶと良いでしょう。
清潔感のある身だしなみは、会場側への敬意を示すことにもつながり、担当者とのコミュニケーションも円滑に進むはずです。

フェア後にやるべきこと:情報整理と次のステップへ

ブライダルフェアで得た情報は、その場で整理し、次のステップへと繋げることが重要です。
フェアが終わったからといって、安心してしまわず、計画的に進めていきましょう。

持ち帰った資料とメモを整理する

フェアから帰宅したら、まず最初に行うべきは、持ち帰った資料とメモの整理です。
会場ごとにパンフレットや見積もり、担当者からもらった名刺などをファイルやクリアファイルにまとめ、見やすいように整理しましょう。

そして、メモに書き留めた内容を、各会場の資料と照らし合わせながら、見やすく書き直したり、補足情報を付け加えたりします。
特に、フェア中に担当者から聞いた説明で、後で確認しておきたい点や、疑問に思った点などは、すぐに書き出しておくと忘れずに済みます。
この整理作業を行うことで、各会場のメリット・デメリットが明確になり、比較検討がしやすくなります。

パートナーと感想を共有し、次の会場選びの参考に

結婚式は、二人で創り上げるものです。
そのため、ブライダルフェアで得た情報や感想は、必ずパートナーと共有しましょう。
一人で抱え込まず、お互いの感じたこと、気に入った点、気になった点などを率直に話し合うことが大切です。

「あの会場の雰囲気がすごく良かった」「料理が美味しかったけど、少し予算オーバーかな」「担当者の説明が分かりやすかった」など、お互いの意見を交換することで、二人の結婚式のイメージがより具体化されていきます。
また、今回のフェアで得た経験を元に、次に訪れる会場で、どんな点に注目すべきか、どんな質問をすべきかなどを事前に話し合っておくと、より効率的な会場探しが可能になります。
二人で協力して情報整理と共有を行うことが、後悔のない会場選びへの

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