ブライダルフェアの日程調整術：カップルの予定を合わせる究極の技
結婚式場探しで欠かせないブライダルフェア。
憧れの結婚式への第一歩を踏み出すワクワクするイベントですが、ふたりの予定を合わせるのが意外と大変だと感じていませんか？仕事や趣味、友人との約束など、カップルそれぞれに異なるスケジュールがあるため、希望の日程でブライダルフェアに参加するのは至難の業。
せっかくのフェアも、都合が合わずに断念してしまうのはもったいないですよね。
この記事では、そんな悩みを解決するためのブライダルフェアの日程調整術を、カップルの予定をスムーズに合わせるための具体的な技と共にお伝えします。
忙しいふたりでも、理想の会場を見つけるための第一歩を、ストレスなく踏み出せるよう、実体験に基づいた秘訣をたっぷりご紹介します。
ふたりのスケジュールを「見える化」する基本戦略
ブライダルフェアの日程調整で最も重要なのは、まずお互いのスケジュールを正確に把握することです。
ここが曖昧だと、後々「あの日は空いていると思っていたのに…」といったすれ違いの原因になりかねません。
そこで、ふたりの予定を「見える化」するための基本戦略をご紹介します。
共有カレンダーアプリの活用法
現代では、スマートフォン一つでスケジュール管理が完結する時代です。
GoogleカレンダーやLINEのスケジュール機能など、カップルで共有できるカレンダーアプリは数多く存在します。
これらのアプリを使えば、お互いの予定をリアルタイムで把握できるだけでなく、空き時間や都合の良い曜日などを一目で確認できるようになります。
特に、仕事のシフトが決まっている方や、趣味で定期的に集まりがある方などは、事前にアプリに登録しておくことで、後々の調整が格段に楽になります。
例えば、毎週水曜日の夜は共通の習い事がある、毎月第1土曜日は家族との食事会がある、といった情報は、登録しておくだけで「この日は難しいな」という判断が早まります。
さらに、ブライダルフェアの候補日を仮で登録しておき、お互いのOK・NGをスタンプなどで示し合うといった使い方もおすすめです。
これにより、無駄な話し合いを減らし、効率的に日程を絞り込むことができます。
「いつでもOK」と「絶対NG」を明確にする
スケジュールを共有するだけでなく、それぞれの「柔軟度」を伝えることも大切です。
具体的には、「この日は仕事が忙しいけれど、午前中なら調整可能」「この曜日の夜は必ず残業があるから難しい」といった、具体的な制約条件を事前に共有しておきましょう。
また、逆に「この日はどんな予定があっても最優先で空けておきたい」という日があれば、それも伝えておくと、相手も配慮しやすくなります。
例えば、「来月は出張が多いから、早めにフェアの日程を決めたい」「この週末は友人の結婚式があるから、その前後の日程は避けたい」といった情報があると、より現実的な調整が可能になります。
お互いの「譲れない日」と「調整可能な日」を理解し合うことで、無理のない範囲でフェアの日程を決定できるようになります。
ブライダルフェアの日程調整を成功させる「交渉術」
ふたりのスケジュールが見える化されたら、次は具体的な調整、いわゆる「交渉」の段階に入ります。
ここでは、お互いの希望を尊重しつつ、スムーズに合意形成を図るための交渉術をご紹介します。
会場側の柔軟性を最大限に引き出す質問術
多くの結婚式場では、ブライダルフェアの日程を複数設けており、予約状況に応じて柔軟に対応してくれる場合があります。
しかし、こちらから何も伝えずに「この日しか無理」と主張するだけでは、会場側も対応に限界を感じてしまいます。
そこで、会場側の柔軟性を引き出すための質問術を駆使しましょう。
例えば、「平日の午前中や、夕方以降のフェアは開催されていますか？」「もし希望の日程が満席の場合、キャンセル待ちや、別日程での個別相談は可能でしょうか？」といった質問は、会場側の対応範囲を探る上で有効です。
また、直接電話で問い合わせる際には、「〇月〇日頃で、平日もしくはお昼過ぎからのフェアを探しているのですが、〇〇様（担当者名）のご都合の良い時間帯はございますでしょうか？」のように、担当者の都合も伺う姿勢を見せると、より丁寧な印象を与え、親身な対応を引き出しやすくなります。
会場側も、熱意のあるカップルにはできる限り協力したいと考えているはずです。
「代替案」を複数用意する思考法
希望する日程がどうしても合わない場合、頭ごなしに諦めるのではなく、複数の代替案を準備しておく思考法が重要です。
例えば、土日祝日がどうしても都合がつかない場合は、「平日なら〇曜日の午前中が比較的空いています」「来月であれば、第〇週の火曜日か水曜日でしたら調整可能です」といった具体的な代替案を複数提示できるようにしておきましょう。
また、フェア形式ではなく、個別相談会という形での対応が可能かどうかを会場に確認するのも一つの手です。
個別相談会であれば、ふたりの都合に合わせて時間を設定してもらいやすく、よりパーソナルな相談ができる場合もあります。
このように、柔軟な姿勢で「この日以外はダメ」という固定観念を捨て、複数の選択肢を提示することで、会場側も対応しやすくなり、結果的に希望に近い日程でフェアに参加できる可能性が高まります。
ブライダルフェアの日程調整を円滑に進めるための「裏技」
ここまでは基本的な調整方法でしたが、さらにブライダルフェアの日程調整を円滑に進めるための、ちょっとした「裏技」をご紹介します。
これらを実践することで、よりストレスなく、スムーズにフェアの日程を確定できるはずです。
「早めの予約」と「キャンセルポリシーの確認」
人気のある結婚式場のブライダルフェアは、すぐに予約が埋まってしまうことがあります。
そのため、早めに情報収集を開始し、気になるフェアがあればすぐに予約を入れることが肝心です。
初めてのフェアでなければ、ある程度会場の雰囲気や担当者との相性も掴めているはずなので、迷わず予約を進めましょう。
また、予約時には必ず「キャンセルポリシー」を確認しておくことが重要です。
万が一、直前に予定が変更になった場合でも、キャンセル料が発生する期日などを把握しておけば、安心して予約を進められます。
例えば、「もし当日急な仕事が入ってしまった場合、いつまでならキャンセル料はかかりませんか？」と事前に確認しておくと、万が一の際にも慌てずに済みます。
「オンライン相談会」を賢く活用する
最近では、多くの結婚式場でオンラインでの相談会や、バーチャル見学などを実施しています。
もし、どうしても会場に足を運ぶ時間を作るのが難しい場合は、オンライン相談会を賢く活用するのも一つの手です。
オンラインであれば、自宅にいながらでも会場の雰囲気を感じ取ることができますし、担当者とも顔を合わせて直接話すことができます。
もちろん、実際の会場の空気感や、細部のディテールまでは伝わりにくいというデメリットはありますが、まずは情報収集の段階として利用するには非常に有効です。
オンライン相談会で会場の魅力を感じたら、その後、改めて日程を調整して実際の見学に行くという流れもスムーズです。
また、オンライン相談会で「この会場、すごく良いね！」とふたりで盛り上がれば、実際のフェアへのモチベーションもさらに高まるでしょう。
まとめ
ブライダルフェアの日程調整は、結婚式準備の最初の関門とも言えますが、今回ご紹介した「見える化」「交渉術」「裏技」を実践することで、カップルの予定を効果的に合わせることが可能になります。
共有カレンダーアプリでスケジュールを把握し、「いつでもOK」と「絶対NG」を明確に伝えることから始めましょう。
そして、会場側の柔軟性を引き出す質問や、複数の代替案を用意する思考法で、よりスムーズな調整を目指します。
さらに、早めの予約とキャンセルポリシーの確認、そしてオンライン相談会の活用といった裏技も駆使すれば、忙しいふたりでも理想のフェア日程を見つけられるはずです。
これらの技を習得し、楽しい結婚式場探しをスタートさせてください。
