友達に送る結婚式招待状メッセージ、どこまでくだけてOK?
結婚式の招待状、大切な友達に送るなら、形式ばった文章だけじゃ物足りない!いつもの二人の関係性そのままに、親しみと感謝の気持ちを込めたメッセージを送りたいですよね。
「でも、結婚式というフォーマルな場だから、どこまでくだけた表現を使っていいの?」「失礼にならないかな?」そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、友達宛ての結婚式招待状に、あなたの気持ちがしっかり伝わる、くだけた表現のメッセージを入れるためのヒントと具体的な例文をご紹介します。
大切な友達だからこそ、心からの言葉で結婚の報告と感謝を伝えましょう。
親しい友達だからこそ伝えたい!メッセージに込める気持ち
友達に結婚式の招待状を送る時、単なる事務的なお知らせではなく、これまでの感謝や、これからも変わらない関係性を大切にしたい気持ちを込めることが何よりも大切です。
例えば、学生時代に一緒にバカなことをして笑い合った思い出、社会人になってから励まし合った日々、趣味を共有して盛り上がった瞬間など、その友達との間にしかない特別なエピソードがあるはずです。
そういった思い出をメッセージに少し織り交ぜることで、「あなたのことを大切に思っているよ」「あなたとの思い出は私たちにとって宝物だよ」という気持ちが伝わり、受け取った友達もきっと温かい気持ちになるでしょう。
結婚という人生の大きな節目に、改めて友情を確かめ合うような、そんなメッセージを目指しましょう。
形式的な「今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします」といった一文だけでなく、「これからも一緒に笑ったり、悩みを打ち明けたりできる関係でいようね」「〇〇とは一生の友達だと思ってるよ」といった、あなたの素直な気持ちを表現してみてください。
くだけた表現でも守りたい基本的なマナー
友達宛てのメッセージだからといって、全てをフランクにしていいわけではありません。
結婚式というお祝いの場に関するやり取りである以上、最低限のマナーは押さえておく必要があります。
特に注意したいのは、句読点(「、」「。
」)を使わない、重ね言葉(「重ね重ね」「くれぐれも」など)や忌み言葉(「別れる」「切れる」「終わる」「離れる」など)を避けるといった基本的なルールです。
これらはフォーマルな場面でのメッセージ全般に共通するマナーなので、友達宛ての場合でも意識しておきましょう。
また、メッセージを書く際には、相手の名前を間違えない、誤字脱字に気を配るといった基本的な確認も非常に重要です。
どんなに親しい友達でも、名前を間違えられたり、適当に書かれたりすると残念な気持ちになってしまう可能性があります。
メッセージは手書きで書く場合が多いと思いますが、丁寧に、心を込めて書く姿勢が大切です。
くだけた表現を使うとしても、「この度は」といった丁寧な言葉遣いや、「ご多忙のところ恐縮ですが」といったクッション言葉を適度に取り入れることで、より洗練された印象になります。
これだけは避けたい!友達宛てメッセージの落とし穴
親しい友達だからこそ、つい気を抜きすぎてしまい、意図せず相手を不快にさせてしまう可能性があります。
友達宛てのメッセージで特に避けたいのは、内輪ネタが過ぎる表現や、他の友達にしか分からないような専門用語を使うことです。
メッセージを受け取った友達が「これ、私のことかな?」「よく分からないな」と感じてしまうような内容は避けましょう。
また、過度な自慢や、他の友達と比較するような表現も禁物です。
「〇〇ちゃんより先に結婚することになったよ!」とか、「私たち、他の誰よりも早く結婚したね!」といった内容は、言われた相手が複雑な気持ちになる可能性があります。
あくまで、あなたと、メッセージを送る友達との関係性に焦点を当てた内容にすることが大切です。
さらに、返信期日を急かすような表現や、出席を強要するようなニュアンスのメッセージも避けましょう。
結婚式への参加は、あくまで相手の都合と意思に委ねるべきものです。
「都合が合えばぜひ来てくれると嬉しいな」「無理のない範囲で考えてみてね」といった、相手への配慮が感じられる言葉を選びましょう。
【例文集】友達との関係性別 くだけた結婚式招待状メッセージ
友達との関係性は様々ですよね。
毎日のように連絡を取り合う大親友もいれば、年に数回しか会わないけれど大切な友達、共通の趣味で繋がっている友達グループなど、それぞれの関係性によって適切なメッセージのトーンや内容は変わってきます。
ここでは、様々な関係性の友達に送ることを想定した、親しみやすく、でも気持ちがしっかり伝わるくだけた表現の結婚式招待状メッセージ例文をいくつかご紹介します。
これらの例文を参考に、あなたの友達にぴったりのオリジナルメッセージを作成してみてください。
例文はあくまでベースとして、あなたの言葉で、あなたの友達に向けた特別なメッセージにアレンジすることが大切です。
いつも一緒にいる大親友へのメッセージ例文
いつもそばにいてくれる大親友には、これまでの感謝と、これからも変わらない友情への思いをストレートに伝えましょう。
二人だけの特別な思い出や、相手の好きなものに触れるのもおすすめです。
〇〇へ
元気にしてるかな?
この度 私たち結婚することになりました!
〇〇には一番に伝えたくて 招待状を送ります
いつも私のくだらない話を聞いてくれてありがとう
〇〇がいてくれたから 大変な時も乗り越えられたよ
〇〇には絶対来てほしいな!
私たちの晴れ姿 見に来てくれると嬉しいです
当日は〇〇と一緒に思いっきり楽しめたら最高!
またゆっくり会って話したいね
〇〇も体に気をつけてね
愛を込めて
〇〇より
〇〇へ
とうとうこの日が来ました!
ご報告ですが 私たち結婚することになりました!
いつも応援してくれて本当にありがとう
〇〇とは学生の頃から色々な思い出があって
初めて出会った時のこと 今でも鮮明に覚えてるよ!
結婚式では 〇〇にも楽しんでもらえるような
私たちらしいアットホームな時間にしたいと思っています
もし都合が大丈夫そうなら ぜひ来てね!
〇〇に会えるのを心から楽しみにしています
また改めて連絡するね!
〇〇より
久々に連絡する友達へのメッセージ例文
しばらく会えていない友達に送る場合は、まずは近況を気遣う言葉を入れると自然です。
結婚の報告とともに、また会えることへの喜びを伝えましょう。
〇〇へ
ご無沙汰しています 〇〇です
元気にしてるかな?
突然ですが この度 私たち結婚することになり
結婚式を挙げることになりました
〇〇とはしばらく会えていないけれど ずっと連絡したいなと思っていました
結婚の報告を一番にしたい大切な友達の一人です
もしよかったら 私たちの結婚式に来てもらえないかな?
久しぶりに〇〇に会えるのをすごく楽しみにしています
〇〇の近況も聞かせてね
お忙しいところ恐縮ですが ご検討いただけると嬉しいです
〇〇より
グループの友達みんなへ送るメッセージ例文
共通の友達が多いグループに送る場合は、みんなで一緒に楽しめるような雰囲気で誘うのがおすすめです。
連名で送る場合と個別で送る場合で書き方を調整しましょう。
〇〇(グループ名)のみんなへ
やっほー!〇〇です!
ご報告です 私たち結婚することになりました!
結婚式を挙げることになったので みんなにも来てほしくて連絡しました!
いつも一緒にいる〇〇のみんなには 私たちの晴れ姿をぜひ見てもらいたいな!
当日はみんなでワイワイ盛り上がれたら嬉しいです
久しぶりにみんなで集まる機会になればいいなと思っています
都合がつくメンバーはぜひ来てね!
みんなに会えるのを楽しみにしています!
〇〇より
お願い事(受付・スピーチなど)を頼む場合のメッセージ例文
受付やスピーチなどを依頼したい友達には、招待状とは別に打診するのが一般的ですが、招待状にメッセージを添える場合は、感謝の気持ちと相手への配慮を丁寧に伝えましょう。
〇〇へ
元気にしてるかな?
この度 私たち結婚することになりました!
〇〇にはいつも感謝しています
実は 〇〇にお願いしたいことがあるんだけど
もし迷惑じゃなければ 結婚式の受付をお願いできないかな?
〇〇の明るさと頼りがいのあるところに助けてほしいです
もちろん 無理だったら遠慮なく言ってね!
招待状を送るので ぜひ結婚式には来てくれると嬉しいです
〇〇に会えるのを楽しみにしています
〇〇より
招待状メッセージ作成のコツ!個性を出すアイデア
例文を参考にしつつも、あなたと友達だけの特別なメッセージにしたいですよね。
ここでは、メッセージに個性を加えて、より心に残るものにするためのアイデアをご紹介します。
ちょっとした工夫で、受け取った友達が思わず笑顔になるような、温かいメッセージになりますよ。
テンプレート通りではなく、あなたの言葉で気持ちを表現する楽しさを感じてみてください。
二人の思い出をメッセージに織り交ぜる工夫
友達とのメッセージに個性を出す一番の方法は、二人だけの具体的な思い出に触れることです。
「あの時、一緒に〇〇に行ったの覚えてる?」「初めて会ったのは〇〇だったね」といった一文を入れるだけで、メッセージが一気にパーソナルになります。
例えば、共通の趣味があれば、それにちなんだ言葉を入れるのも良いでしょう。
「〇〇(趣味)の話で盛り上がったのが懐かしいね!」「今度は〇〇(趣味)の話も結婚式でできたら嬉しいな」といった具合です。
ただし、内輪ネタが過ぎて他のゲストには全く分からないような内容にならないよう、適度なバランスを心がけましょう。
あくまで、その友達との特別な絆を感じさせるような、温かいエピソードを選ぶのがポイントです。
思い出を振り返ることで、あなた自身も友達への感謝の気持ちを再確認できるかもしれません。
返信ハガキのメッセージ欄を楽しく彩るヒント
招待状を受け取った友達が返信ハガキを書く時、メッセージ欄に何を書こうか迷うこともあります。
あなたのメッセージで、返信ハガキのメッセージ欄を楽しく書いてもらえるようなヒントを与えるのも良いアイデアです。
例えば、あなたのメッセージの最後に「返信ハガキのメッセージ欄には 〇〇との一番の思い出を書いてくれると嬉しいな!」「当日の〇〇の楽しみを教えてね!」といった一文を添えてみましょう。
これにより、友達は返信ハガキを書くのが楽しくなり、あなたも友達からのメッセージを読むのがさらに楽しみになります。
返信ハガキに書かれたメッセージは、結婚式後も大切な宝物になります。
「〇〇からのメッセージ読むの 今からすごく楽しみにしてるね!」と伝えることで、期待感を高めることもできます。
手書きのメッセージで気持ちを伝える温かさ
最近は印刷された招待状が多いですが、友達へのメッセージはぜひ手書きで添えることをおすすめします。
たった数行でも、手書きのメッセージがあるだけで、ぐっと温かみが伝わります。
文字の丁寧さやインクの色にも気を配ると、より気持ちが伝わりやすくなります。
黒やブルーブラックのインクを使用するのが一般的ですが、親しい友達なら落ち着いた色合いのカラーインクを使ってみるのも良いかもしれません。
ただし、目上の方には避けるべき色もあるので、友達に限定しましょう。
メッセージを書く紙は、招待状に同封されている付箋や、可愛らしいミニレターセットなどがおすすめです。
「短いメッセージだけど、感謝の気持ちを込めて書きました」といった一文を添えるのも素敵です。
手書きの文字からは、あなたの真剣な気持ちや、友達を大切に思う心が伝わります。
まとめ
友達に送る結婚式招待状のメッセージは、あなたの言葉で、友達への感謝やこれからも続く友情への思いを伝える大切な機会です。
くだけた表現を使うことで、いつもの二人の関係性を保ちつつ、より心温まるメッセージになります。
ただし、結婚式というフォーマルな場であることを忘れず、最低限のマナーは守るようにしましょう。
句読点を使わない、忌み言葉・重ね言葉を避けるといった基本的なルールに加え、内輪ネタの多用や他の友達との比較など、友達だからこそ陥りやすい落とし穴にも注意が必要です。
今回ご紹介した例文はあくまで一例です。
あなたと友達の関係性や、伝えたい気持ちに合わせて自由にアレンジし、あなただけのオリジナルメッセージを作成してください。
具体的な思い出に触れたり、返信ハガキのメッセージ欄を楽しく書いてもらうヒントを添えたり、手書きでメッセージを書いたりと、工夫次第でメッセージはさらに魅力的になります。
友達からの「おめでとう!」のメッセージは、結婚式準備を頑張る二人の大きな励みになります。
心を込めて書いたメッセージは、きっと友達の心にも響き、二人の絆をより一層深めてくれるはずです。
結婚式という素晴らしい日を、大切な友達と一緒に迎えられる喜びを、メッセージに託して伝えてください。